鰹カツとベビーコーン 初夏の一汁五菜 ぶどう山椒と自家製豆板醤
ベビーコーン見っけ!
二回買ってもう今夏は終わりかなと思っていたら、また並んでいた。
初夏の恵みだから、そりゃ、買います。
今だけの旬味。
大きくて甘いとうもろこしに育てるために 若取り(摘果・間引き)したものがベビーコーン。だから、ほの甘くてイッチョマエに玉蜀黍の味と香りがする初夏の旬菜なのだ。
初夏の献立決定
スーパーではちょうど 今朝水揚げ鰹の目玉セール
いいね!メインは鰹カツにする。
あとはいつものあれやこれや。
まずベビーコーンをグリルする。真っ黒に全面グリルする。
ベビーコーンのグリルは魚焼きグリルで焼くのがいい。
トレイに水を張り、耐熱陶板に乗せて焼く。
ベビーコーンをグリルしながら鰹カツを揚げる。
生食用鰹を厚く切り、かるく塩・黒胡椒ガリガリ。
うちでのフライは バッター液ではなく粉(薄力粉+全粒粉)をつけて溶き卵にくぐらせて自家製パン粉をつけて揚げる のが好き。
ほわ~んサクっとソフトなフライになる。
焼けたね、ベビーコーン。マヨネーズと自家製三年熟成豆板醤を添える。
一番初めに作っておいたしし唐のくたくた煮は、冷凍中のぶどう山椒を仕上げに少しと実山椒醤油もタラリ、香り付けに。
いつものおかずも盛り付け完了
料理を作って好きな器に盛り付けて、写真を撮って、おいしいなぁと自己満足、それが趣味
単純です、はい。
100%満足ランチ
特に鰹カツが超美味、我ながらいいアイデアだったと自画自賛。
頼りになるアイツとアイツ
おうち料理の助っ人たち!
2019年から購入し始めた 和歌山・有田「山本勝之助商店」ぶどう山椒
ぶどう山椒を使い始めたら、もう他の実山椒を買おうとは思わなくなったくらいのクオリティの高さ。ほどよい麻の刺激と若々しくて芳醇な香り。
届いた日は午前中に友人にお裾分けを届け、午後に実山椒仕事
まだ未熟の実山椒だから、たっぷりの沸騰したお湯に入れて再度沸騰~1分ぐらい~したらすぐにザルにとり、素早く冷水に浸けて冷やし~山椒の香り成分は流水性なので水に浸ければ浸けるほど香りは薄くなります!~水気をしっかり拭いてからフリーザーバッグに少量ずつ入れてアルミホイルで包んで冷凍、これを一年間使う。
少し取っておいたゆでたぶどう山椒で 実山椒醤油と実山椒ハニーを仕込む。
一年間とにかくいろいろな料理に使うぶどう山椒は、料理に香りと爽やかなマー(麻)の刺激をもたらしてくれる助っ人なのだ。
自家製豆板醤~といってもゆでたそら豆と米麹などで作る豆板醤~も味わい深い自家製調味料
豆板醤といっても本場の作り方とは違うから、韓国の伝統品のオンギ(甕)入りのコチュジャン~淳昌コチュジャンとかキ・スンド・コチュジャンに似た味わい、いやもっとスッキリした味わいか?
今年で三年熟成の豆板醤は、旨みも深くなっていて貴重な調味料、大事に使っている。
ところでベビーコーンのひげですが。
ひげをさっと一瞬ゆでて冷水で冷まし、水気を切ってから、春雨サラダの春雨みたいに使うのが好き。
ひげそのものには個性がないから、和えダレにはラー油をちょいタラリ、そんな中華風春雨サラダ、おいしいですよ。
梅雨だけど梅雨には梅雨の楽しみがある、そんな note
my 器 note
そろそろ染付を使いたくなる初夏です。
とても粋な大なます皿です。使い勝手もよし。
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