見出し画像

【台湾 花連】2010年1月14日 タロコ峡谷で自然の恵みを満喫

花連


今日は太魯閣峡谷[タロコ] をまわるツアーバスで観光する。
昨日買った薬のおかげで、下痢はなんとかおさまったが、まだ体調万全とは言いがたい。
腹痛は少し残っている。

ホテルの朝食バイキングで僕が食べられるようなものはほとんどなかった。
パンと目玉焼きで朝食を済ました。

8時にチェックアウトして、ロビーで待っていたらツアーバスが迎えに来た。
運転手が中国語で話しかけてきた。
何を言っているかわからずに困っていると、台湾人の女の子が英語で通訳してくれた。
この子もこのツアーバスに参加するらしい。
ツアーバスに参加している日本人は僕だけだった。

英語で話しているカップルがいるが、おそらく香港人だろうか。
花連のインフォではガイドさんが
「英語か日本語がわかるから大丈夫だ!!」
とおっしゃっていたのだが、ガイド役は運転手さんでしかも中国語。
英語も日本語もさっぱりわからない。

現地人向けツアーに紛れ込んでしまった日本人という、ある意味貴重な体験をさせてもらうことになった。
観光スポットにバスが停まる度に、他のツアー客に集合時間を確認した。
ツアー客は若い人ばかりで英語が通じる人が多くて助かった。

タロコ峡谷

画像1


タロコ峡谷は奥へ進むほど美しくなっていった。
この他にも水の侵食によってできたものだ。
カッパドキアを思い出したが、ここの地層はだいぶ固そうだ。
地層にはところどころ穴が空いているのだが、
これは山に降った雨の水がこの穴から革へと流れ込んでいって出来たものだ。
一見するとカッパドキアのハトの家と似ているが、全く別物なのだ。

沈黙の食卓


腹の調子は昨日ほど悪くないが、全快というわけでもない。
不安なのは昼食だった。
台湾の料理はどうも口にあわないものが多い。
口にあわないだけならいいが、昨日のように腹を壊したくない。

今日出てきた昼食は、白いご飯と鳥やき、そして山菜。
味は薄味で食べやすかった。

しかし、ツアー客はほとんど台湾人だと思うが食事中の会話がない。
台湾人同士はシャイなのだろうか。

円卓を6人で囲み無口で食事しているのは、なんだかおかしかった。

緑水路へ

画像2


昼食の後に連れて行かれた緑水路。
ここはタロコの自然道を2kmほど散策するコースだ。
吊橋やトンネル、そしてがけ道など変化に飛んだ風景をながめながら、
タロコの自然を感じることができる素晴らしい道だ。
昨日は酷い一日だったが、この自然に触れられただけで花連に来たかいがあった。

長春祠

画像3

タロコ峡谷最後のみどころ。
崖に流れる滝をまたぐように作られたお寺だ。
まさに自然と調和した建物になっていた。
人工物と自然が調和すると、単なる自然よりも動きができて美しい景色になる。
その後は水晶のお店に連れて行かれたが、買う人は誰もいなかった。

七星潭

画像4

花連の駅へ向かう途中海辺に寄った。
綺麗な海だった。
美しい海辺を久々に見た。

台北へ


明日は知人と会う約束があるので台北に戻る。

あっという間の花連だった。
しかし、タロコは台湾で見た景色の中ではダントツにきれいであった。
腹痛で死にそうになりながらも来てよかった。

花連17:10発の鉄道で台北へ向かった。
前回泊まった「おおしろ」は居心地が悪かったので、台湾初日に泊まった「Taipei backpackers」に泊まることにした。

しかし、今回は予約していなかったのでドミトリーは空いていなかった。
シングルで560T$だ。
ちなみに、花連の朝食付き観光ホテルがダブルで400T$。
台南の軍人ホテルがドミトリー230T$だった。
台北は物価が高い。

夕食は懲りずに吉野家の牛丼に突撃した。
さすがに吉野家は日本とほとんどかわらない味で美味しかった!!
さて、明日は映画「千と千尋の神隠し」で有名になった「九份」へ行く。

本日の出費


タロコツアーバス(食事付き) 890T$
ポカリスエット 30T$
パン 50T$
鉄道代 花連→台北 441T$
宿代 560T$
夕食 吉野家 105T$
ジュース 20T$
合計 2096T$


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?