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【マレーシア マラッカ】2009年12月28日 多民族国家マレーシアの歴史を知る

2009年12月28日 クアラルンプール

7時には目が覚めた。

昨日は疲れていたが、今日の体調は良さそうだ。

ここのゲストハウスは朝食付きだ。

が、

食パンとバター、ジャム、そしてコーヒー、紅茶。

無いよりマシか。

まずは郵便局へ

9時にチェックアウトして、昨日休館だった郵便局に向かう。

受付からたらいまわしにされて、大型荷物受付のGフロアに到着。

茶色の紙とテープを買わされた。

送った品は、ダウンジャケット、カーペット、そしてこっそりとDSを忍ばせた。

送料は114.4RMだ。

それを支払うと、手持ちのお金はほとんどなくなってしまった。

途中のATMでお金をおろそうとしたができなかった。

ブトラヤバスターミナルからマラッカへ向けて出発

なんとか、ブトラヤバスターミナルにたどり着いたものの、現金は18RMしかない。

しかし、マラッカ行きのバスは5分後に出発するという。

お金の不安はあるが、13RM支払ってバスに飛び乗った。

これで、残金5RM(約150円当時)のみだ。

さて、どうなる。

マラッカに到着

KLからマラッカセントラルまでバスで約三時間。

さらにそこから、タウンバスに乗り換えてマラッカの中心街へ向かう。

DUTCH SQUARE(オランダ広場)を過ぎた次のバス停で降りて、ゲストハウスを探した。

今日はあっさりと見つかった。

宿代は20RMと昨日のゲストハウスの半額といったところだ。

世界遺産マラッカを巡る

マラッカは2008年に世界遺産に登録された。

大航海時代に三角貿易の経由地点として発展した港街だ。

正直、思っていた以上にしっかりと発展した街であり、伊豆やグァムなどの海辺のリゾート地に近いイメージだ。

観光スポットはオランダ広場周辺にかたまっている。

サンチャゴ砦→セントポール教会→Malacca Sultanate Palace

という順に見て回った。

サンチャゴ砦

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セントポール教会(廃墟)

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フランシスコ・ザビエルさん

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Malacca Sultanate Palace

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確かにきれいな街だが、トルコのカッパドキアで受けたような感動は無い。

しかし、興味深いのは、かつてマラッカはイスラム教を導入し、スルタンが統治する王国であったこと。

大航海時代にポルトガル、オランダ、イギリスと各国の植民地になり、それが史跡として残っていることだ。

さらに、華僑の街チャイナタウンには中国寺院があり、他にもキリスト教会、ムスク、ヒンドゥー教寺院と多様な宗教が混在する中で、人々がライフスタイルを営んでいることだ。

この多民族国家というマレーシアには不思議な印象を覚えた。

建築博物館

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オランダ広場

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その後、オランダ広場まで歩きながら、建築博物館に寄り、オランダ広場からは遊覧船に乗った。

遊覧船はマラッカの街を30分かけて遊覧する。

夜乗る夜景が綺麗だということだが、それはあとから知った。

海軍博物館

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これは、昔使われていた本物の船だ。

カッコイイ!!の一言につきる。

まさに、海に浮かぶ木造建築物だ。

船底の曲線は綺麗だった。

 

夕食は、ハズレだった。

しかし、マレーシアはビールが異常に高い!

660mlで13.5RM(約400円当時)だ。

 

ゲストハウスにもどると、日本人二人とマレーシア人二人が話をしていたので、会話に加わった。

話は盛り上がり、12時半すぎまで話をしていた。

昼間から気になっていた他宗教との共生について聞いてみた。

マレー系、中華系、ヒンドゥー系それぞれで学校は別らしい。

マレー語は共通言語で必修。

その他にそれぞれ他の言語も学習する。

だから、マレー語、中国語、英語の3ヶ国語を話せる人も多いということだ。

本日の出費

1リンギット(RM)=30円(2009年当時)郵送代 114.4RM
茶紙 テープ 3.5RM
バス代 KL→マラッカ 13RM
バス代 バスターミナル→マラッカ市内 1RM
ランチ ナシゴレン コーラ 11.9RM
アイス・水 4.5RM
スルタンパレス 2RM
遊覧船 10RM
海軍博物館 3RM
夕食 ヌードル・ビール 18.5RM
夜食 ヌードル・パン 3.8RM
合計 71.20RM

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