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あなたの「言語化」で部下が自ら動き出す「紙1枚!」マネジメント 「言語化」で効果の出たお話。

メンバー個人の環境づくりではないですが、
What? Why? How? での言語化
で効果がでました。

私が責任者(マネジャーではない)となっているグループは、
比較的パフォーマンスが良いと評価されています。

その為か、先日から新しい業務ツールを試験運用するという誉れ(嫌味)を得ました。

なんでもそうですが、新しく便利なものでも、慣れるまでは面倒なもの。
やはり導入当初はなかなか浸透しませんでした。

自分たちのビジネスの流れ
という観点からツールの有用性を共有して
浸透し始めました。

しかし時間が経つとだんだん心が平時に戻り、取り組みが下降基調に。

それは私も同様。

このままではまずい。

そう考えた私は「1枚」を書くことにしました。

長い前振り。

What? このツールは何なのか?

自分たちと顧客をつなぐもの。

私たちの業界はどうしても「点」でのつながりになる。
「線」や「面」でのつながりとなるのは難しい。

一方で「線」や「面」でのつながりを望まない人(双方に)もいる。

だからまずは「点」の数を増やしていく。

Why? なぜ自分たちが?

みんなだから

ただ「やれ」ではやらないけれど、
「こういう理由たがら、やりましょう」
と言って納得したらよいパフォーマンスを出すメンバーです。

この部分が大切で、いわゆる抵抗勢力のようなメンバーがいないんです。
2:8:2の法則は適用されてしまいますが。

How? じゃあ、どうするか?

言語化の共有

What? と Why? を組み合わせて、
ツールの使用するメリット
当事者意識(ジブンゴト化)
を再度浸透させました。

特にツールの全体像だけでわかりにくいメリットを
メンバーそれぞれの役割に応じたメリットに
細分化。
その上で、メンバーがやることを明確化。

さらに数値として結構が出るので、
毎日この数値をメンバーと共有。

書いた「1枚」を中央にして、
その周りをメンバーが囲むように立って、
短い時間の
ミーティングにもならないもの。

それでも効果覿面。
新しいツールが日常のルーティーンに組み込まれるようになってきています。

油断は出来ないけれど、
使っていくことに気を揉む必要はなさそう。

使いこなす域にまで持っていくのが次の目標。
でもそれはもう少し時間が必要かな。

感想

これまでも「1枚」はさまざまな場面で
何枚も書いてきました。

今回は一番単純な4×4の16フレーム。
参考にしたのは206ページの図表26。

でも一番上に、 What? Why? How? を緑で書くだけで、
思考整理の方向性を定めやすくなりました。

「書く」ということ。
「目に見える」ということ。

この単純な2点が、大きな役割を果たしています。

実際に書いた「1枚」はリアルすぎて、
社外秘盛りだくさん。
モザイクだらけになるので、今回、画像はなしです。

実践することが大切
そんな今日この頃。

#読書 #紙1枚読書法 #浅田すぐる #紙1枚マネジメント #実践


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