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「数学的」な仕事術大全 =(読む)×(実践する)×(数学的)というお話。

Q?:一番、好きな一文は?
A?:数学とは美しいものです。

「数学的」な仕事術大全
深沢真太郎
を読みました。

先日、浅田先生がYouTubeで対談をされた
深沢先生の最新刊
と言うことで手に取りました。

実は3年前にもお二人はYouTubeで対談をしています。
そして天狼院書店で対談イベント(リアル)も行っており、
そこに参加をしていました。

とても明朗な話し方をされて、
そしてとてもお洒落な方
だという印象を持ちました。


なぜ、好きなのか?

禿同

この一文を読んだ時に頭の中に思い浮かびました。
スラングを使わずに表現すると、激しく同意(とても同意)と言うことです。

高校の数学教師も同じことを言っていました。

数学は美しいの。
だから激しく勉強するの。

もう何十年も前のことですが、この時から私も数学は美しいと考えています。
そして、ついに同じ考えを持つ方と出会え、とても感慨深いです。

Simple is Best !!

数学の美しさはこれにつきます。

例えば有名なピタゴラスの定理(三平方の定理)。

2辺 (a, b) 上の2つの正方形の面積の和は、斜辺 (c) 上の正方形の面積に等しくなる。

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/ピタゴラスの定理


引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/ピタゴラスの定理#/media/ファイル:Pythagorean.svg

文章で表しても、図で表しても、とても手間がかかります。
ところが数式で表すと、途端にシンプルになります。

ピタゴラスの定理の数式

このように物事をシンプルに表すのが数学の美しさです。

どういうことか?

美しいものは伝わります。

何をどう美しいと感じるか?
これは十人十色です。

しかしながら、相手が美しいと感じたら、伝えたいことが伝わります。
美しいとは伝わると言い換えても良いと思います。

  • 書く

  • 話す

  • 魅せる(見せる)

こういった相手に伝える「行為」をするときに、数学的な美しさを取り入れる。
そうすることで伝わりやすくなります。

そして伝わりやすくするための土台として、

  • 定義

  • 分解・比較

  • 構造化・モデル化

と言う五つの「動作」を行います。

数学とは下記二の「言語」でなりっています。

  • 数字

  • 論理(数学コトバ)

言語 → 動作 → 行為、と言う一連によって成果(伝わる)。

美しくするためにどうする?

本書を読んでいて、私自身がもっと学んでみたいと思ったのは、次の三つです。

  1. 論理思考

  2. 構造化

  3. 数学的動作全般(定義・分解・比較・構造化・モデル化)

参考文献に著作が挙げられています。
対応した本を読んで、ジブンゴト化します。

  1. そもそも「論理的に考える」って、何から始めればいいの? → 論理思考

  2. わけるとつなぐ → 構造化

  3. 数学的思考トレーニング → 数学的動作全般

ちなみに天狼院書店での対談イベント後、『そもそも「論理的に考える」って、何から始めればいいの?』を購入して読んでいました。
でも、今、内容を全く覚えていません……
まさしく読んだだけ。ジブンゴト化されていませんでした。

やはり数学は美しい。
そんな今日この頃。

「紙1枚」

#読書 #「数学的」な仕事術大全 #深沢真太郎



冒頭に書いた浅田先生と深沢先生の対談YouTube


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