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頭のいい人の対人関係 で身を守る術を手に入れたお話。

Q?:なんのためにこの本を読むの?
A?:自由で幸せになるため

頭のいい人の対人関係
犬塚壮志
を読みました。

先日、NUDGE 実践 行動経済学 完全版を読んだ時に、この本が関連しているんじゃないかと思い、積ん読から引っ張り出してきました。

犬塚壮志さんは浅田すぐる先生との対談イベントで初めて知った方です。
そんな中で、Twitterで告知があったので、購入していました。

「対人関係」が自由と幸せに、どう繋がるのか?

私がnote記事の色々なところで書いている本質。

人間は一人では生きられない。

今回もこれが当てはまります。
良い対人関係を築くことができれば、
それだけ自分が自由になり、
幸せになることができます。

交渉を知らないと、交渉されても気が付かない

頭のいい人の対人関係
カバー袖

という一文がこの本の内容を端的に表しています。

そしてあとがきに書かれている

誰しもが自由であるべきだし、誰しもが幸せになっていい

頭のいい人の対人関係
334頁

という一文に作者の思いが集約されています。

つまり、身を守るための交渉術です。

「対人関係」が自由と幸せに、なぜ繋がるのか?

交渉されていることに気が付かないと、相手の成すがままになってしまいます。
それでは自由も幸せも手にすることは、とても難しくなります。

しかし交渉されていることに気がつけば、その交渉で有益な合意を得ることができます。
つまり自分が主導権を握って、交渉をコントロールすることが重要です。

主導権を握ることができるのであれば、相手に主導権を渡すという判断もできるようになると思います。

どうすればいいのか?

55の交渉テクニックを全て把握し、自由自在に駆使できるようになるのは一朝一夕にはできないでしょう。

こういう時どうしよう?
そんな風に思った時に、本書を開き、ヒントを求めると良いと思います。

私が読んで「あっ、これ、やったことがある(やっている)」という交渉テクニックで、特に意識しているものがこの3つです。

METHOD27 円卓のナプキン理論

会議などではまずは口火を切ります。
プレゼンの順番を決める際などにも、1番目を選ぶようにしています。

おそらく「いつも一番はじめに何かいう人」という良いレッテル付がされていると思います。

自分の意見で流れを作るという意識はあまりありませんが、
まずは言ったもん勝ちという思いがあります。

また特にプレゼンでは「こいつのプレゼン、つまらないなあ」という空気の中で行うほど、メンタルが強くないです。
一番最初にやって「さっきのはつまらなかったけれど、この人のは良いな」という風に思われた方が、楽なんです。

METHOD38 ホーソン効果

部下に対して、これは意識的に行っています。
いやいや、仕方なしに業務をするよりも、モチベーション高く積極的にやった方がいいと考えているからです。

チーム全員で達成した目標に対して、
メンバー全員には「目標達成、やったね!」といい、
メンバー個別に業務の合間などに「あなたのこの部分がうまくいったね」と
評価の言葉をかけるようにしています。

METHOD48 選択アーキテクチャ

これこそ「NUDGE 実践 行動経済学」で書かれていた内容です。
誰かに選択を促すときに、必ず選択肢を示すようにしています。

「どうしますか?」ではなく
「どれにしますか?」です。

選択を促す時には、大抵、理想的な答え(選んでいもらいたい選択)を持っています。
そこにうまく導くように尋ねるようにしています。

ところで55の交渉テクニックは、
第2部では、仕込み期/仕掛け期/仕切り期、
第3部では、同年代・目上の人/年下・目下の人/取引先・商売相手
とそれぞれ3つに分けられています。

これはマトリクスが作れるなと思い、
私が気になった交渉テクニックを書き出し、当てはめてみました。
こんな風にマトリクスにしてみるのも楽しいです。

対人関係構築のステップ x 交渉相手のタイプ


本と本のつながり出来上がってくるとより楽しくなる。
そんな今日この頃。

「紙1枚」

#読書 #紙1枚読書法 #頭のいい人の対人関係 #犬塚壮志

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