第1回 社員総会現場レポート 前編:出会うことの価値と創業者の思い
こんにちは!『経済のめぐりを変えていく』をミッションに掲げるGincoの人事担当です!先日、Gincoでは初めてオフラインでの「社員総会」を開催しました。当日の模様をレポート形式でお伝えします。
1.会場レポート:初回オフライン社員総会のテーマは「出会おう」
第1回となる社員総会を開催したのは2024年7月18日。前日の17日は当社が主催する「Web3Future2024」が執り行われており、Ginco社員にとっては連日イベントデーとなりました。
銀座の並木通りにある、木目調の家具や床がナチュラル&素敵な会場に、続々と社員が集まりました。こちらの会場は、普段は結婚式会場として使われていますが、イベントなどでも借りることが出来ます。
月次で振り返るための全体集会は、月に1回オンライン上で行っていますが、オフサイトで正式に社員が集まるのは2023年12月の納会以来のため、実に半年ぶりです。
2024年上期に入社したメンバーも多く、顔を合わせると「いつもSlackでお世話になってます」、「Meetの外で顔を見るのは初めましてですね」などと挨拶をするメンバーや、クライアントとの打ち合わせがあり、控室をMeetingルームとして集まるメンバーの姿がありました。
また総会が始まるまでの間、その場で業務の話をする社員もいて、通常業務を調整して参加してくださった社員のみなさんにも感謝です。
社員総会には「出会おう」というテーマを設けました。
これは、社員のみなさんの意見をもとに生まれました。以前実施したアンケート調査では、多くの方が「新しい人との出会い」を今後のイベントに期待していることが分かりました。これを受け、「出会おう」というテーマを中心に、より豊かな交流と新たなつながりを提供できる場を目指し、設定しました。
また、このコンセプトは、今後の社内企画の一貫したテーマとして継続していく予定です。新しい人々と出会い、互いに刺激を受け、成長していくことで、社員一人一人の可能性を最大限に引き出し、会社全体の活力を高めていきたいと考えています。
2.チームメンバーとの相互理解を深めるチームビルディングを実施
初回の目的は「グループメンバーとの相互理解を深め、関係性の質を高めること」。5、6人が1チームになり「価値観カードゲーム」を行いました。大人も盛り上がる価値観カードゲームの模様は、別の記事で詳しくご紹介します!
3.Gincoの創業者は今、何を思う?Founder’s sessionの模様を少しだけお見せします!
Founders' sessionとは?
Gincoでは、オンライン全体集会の他にGinco創業者が語り合う「founder’s session」という場を設けています。今回はオフライン実施ということで、創業者の3名に今思うことについて語っていただきました。
代表の森川さんから
まず第一声として「今日はみなさんへの感謝を伝えたい」という言葉がありました。昨日行われた当社主催のイベント『Web3 Future2024』の協賛企業のみなさまや、来場者の方からGincoが積み上げてきたものを評価いただく声があったことに対して、メンバーへ感謝が伝えられました。
(※Web3Futureについては別記事でご紹介いたします。)
「新しいものを作っていくのは、待っていても勝手にできるものでもなく、人と人のつながり、化学反応でできるもの。それは組織の内外で生まれて、ビジネスになっていく。」と、そのため「メンバー1人1人がGincoでやったこと、続けてきたことに誇りを持って自分ごととして感じてほしい」とのこと。
創業から7年経とうとしているタイミングで、オリンピックの回数より大変なことがあったという話には、会場からも笑い声が聞こえてきたり、噛み締めるような表情が見られたりしました。
「みんながGincoに必要不可欠。みんながGincoにいることも誇りに思ってほしい。」
Web3業界の環境自体が平坦ではなく、2017年から様々な外部環境によって大きな変化を受け、舵をきったこともあり、当時の転換は簡単ではなかったし、組織も痛みを伴うものだったと語り、ただその結果、Gincoで積み上げてきたものが吹っ飛んでなくなるわけではないと強く付け加えました。引き続き、Gincoを自分ごととしてとらえ、個人のパフォーマンスを発揮し、メンバー同士も信頼関係や相互理解を深めて助け合い、議論しながら、よりよく作りあげ、より高みを目指していきましょうと締めくくりました。
取締役副社長の房安さんから
次に取締役副社長の房安さんの発表です。最近、ハマっているクリプトゲームに、家族全員をインバイトして、家族が自分よりレベルアップしているというユーモア溢れる話からスタートしました。
クリプトゲームの話を前説とし、昨日開催された自社主催のカンファレンスWeb3Future2024の最後の登壇テーマ「アントレプレナーが語る The Future of Web3」を通してWeb3の閾値について、「恐らくあと2年で閾値を超えるのではないかと期待する」と話し、まだオンチェーンの閾値を超えていないが、今からTON(Toncoin)を使えば10年後には意味が出てくる可能性を例にあげ、「みんなが使うことにより意味が出て、価値があるものに変化していく」という未来を語りました。
「Web3業界に限らず先端技術を扱う領域では、一見、数年前と同じことをやっているだけに見えても、その意味や価値がより高次のレベルになっている、というシーンにたびたび出くわします。例えば『コンソーシアム型ブロックチェーン』は2019〜2020年頃に注目され多くのPoCが行われて以降、メディア等でめっきり見なくなったので、現在は廃れたように思っている人もいます。しかし、実は現在、米大手銀行JPモルガン・チェースの取り組みで1日の取引額が約1兆5000億円規模になっている。同じアイデアやコンセプトを扱っていても堂々巡りではない。いわば螺旋階段を上るように、私達は進歩の過程を歩んでいます(房安)」
最後に、その波が来ることをGincoは信じて沖にいること、またそれを信じられる人はともに沖に出ましょう、と会場の士気を高めました。
CTOの森下さんから
最後はCTOの森下さんの発表です。
ご自身が大切にしている「ハッカソンカルチャー」を題材にお話いただきました。
ハッカソンとは、1〜2日で一つのプロダクトを作ってプレゼンする競技で、短期サイクルのPDCAを回し形にしていきます。森下CTOは学生時代に1年に約12件出場されていたそうです。今でも当時のイメージを大切にし、Gincoのプロダクト作りに活かしていると語りました。
「ハッカソンは審査員が良いと思うものを作る必要があることに加え、審査員に響く、つまりプレゼンがうまいチームが勝つ」と続けました。
森下さんはGincoのエンジニアに求める能力は「総合力」だと話します。「エンジニアがモノを作るから売れるという意識だけではなく、プレゼンする人、セールスする人がいるからこそモノが売れる。(エンジニアもセールスも)どちらも必要」であり、クライアントの要望を理解し向き合うこと、自分が作ったものを説明し結果使ってもらうことが重要だと話しました。
4.「経済のめぐりを変えていく」をミッションに。メンバーと直接出会い伝えたかったこととは?
今回の社員総会で伝えられた最大のトピック、それは、これまでビジョンと定義していた「経済のめぐりを変えていく」という言葉を、ミッションに再定義したことです。
Gincoではコロナ禍を経て、リモートワーク体制によるメンバーそれぞれのライフスタイルと生産性を最重視した制度を構築してきました。加えて、グローバル進出を推進し、インド・シンガポールにも拠点を構え、メンバーも増えています。
また、Gincoが挑むWeb3業界は、不確実性が多い分野で、外部環境による影響も受けやすく、先々の見通しをクリアに見通すことが難しい傾向にあります。
こうした中で大事なのは、今この瞬間、眼の前にある非効率で非活性な経済を、よりなめらかで活気ある形に変えたい、というGincoの根っこにある想いを、チームメンバー全員が常に自覚できるようにすることではないか、と考えました。
そこで、将来の展望や理想像、すなわちVisionを表現する言葉としてこれまで掲げてきた「経済のめぐりを変えていく」を、GincoがGincoとして社会に対してどのような役割を担い、どのような存在意義を果たすのか、すなわちMissionに再設定する、という決断を行いました。
そして、そのことをあらためて、メンバー全員に直接きちんと伝える、それがこの社員総会の重要な役割でした。
以上、ここまで前編をお送りいたしました。長めのレポートにお付き合いいただき、ありがとうございます!後編(後編もあるのです!)では、社員の交流企画である、チームビルディングや懇親会の模様を中心にレポートします!
Gincoが少しでも気になった方は、ぜひ、どんな職種で募集しているのかご覧ください。ご興味があればカジュアル面談でお話しましょう。お気軽にご応募ください👇お待ちしています!