ぼくたちに、もうモノは必要ない。
ぼくは「処理中」のアイコンがぐるぐるしている、あの重いパソコンだった。P55
どもどもぎもです。
このフレーズに吸い込まれるようにこの本を購入。以前、ミニマニストについての本を紹介したがこの様な本を手に取る度に最小限のモノで生活することの重要性を再確認する。
冒頭のフレーズは、今の私を表現してるようで他人事とは思えなかった。1日に恐ろしい量の情報を浴びせられており、それを受け流しながら生きているなーと地味に感じていた。
私自身、その情報を処理できない。明日、処理する能力が向上することは多分ない。何年も溜め込んでいる処理できない情報を重ねている私はアイコンがぐるぐるしている、あの重いパソコンと同じなんだとおもう。
モノや情報をなぜ増やしてしまうの?
モノを持っていることには、いつしか「慣れ」→「飽きる」。人の神経ネットワークは「差」自体を刺激として検出する仕組みだった。だから別の「差」としての新しいモノが欲しくなる。新しいモノにもすぐ「慣れ」→「飽き」、いつまでたっても満足できないから、また別の新しいモノに手を出す。
神経のメカニズムで飽きてものが増えるんだ
私はいつ満たされるだろうか
満たされることで
あの重たいパソコンから抜け出せることが
できるのだろうか
読み進めていく
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