寛生

俳句に関して投稿していきます。 句作を始めて約4年、宜しくお願いします。

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俳句に関して投稿していきます。 句作を始めて約4年、宜しくお願いします。

最近の記事

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自選句10句

noteで色々な方の俳句を見させて頂いております。性格柄、コメントはあまりしないと思いますが、なるべく気に入った記事にはスキをしていきたいと思います。あと、気に入った方は、お断りなしにフォローさせていただいております。 noteの記事を見ていると、まとめて句を載せておられる方も多かったので、自己紹介代わりに、僕も今回は今まで作った句の中から自選句を10句紹介します。 顎が鳴る程の欠伸や水温む 偽卵抱く鶴の番いや春暑し テロップに死刑執行聖五月 夏近し支離滅裂に跳ねる

    • 今年の俳句

      また間が空いてしまいましたが、俳句の勉強や句作は毎日続けています。 今回は、今年発表した句の中から、主に入選した句などをメインにいくつか紹介します。まだまだ勉強中ですが、末永くお付き合いお願いします。 #ヤングケアラークリスマス 日永なる掩体壕に横臥せり 葉桜や犬舎となりし掩体壕 ふる里は曇り時々雲雀かな 子の作りし風鈴吊るす鳴らねども

      • お久しぶりです

        近況報告です。2ヶ月ぐらい更新が開いてしまっておりました。 俳句の勉強や句会、公募への投稿を優先しているため、noteの更新が後回しになっております。現在、句作が伸び悩み、壁にぶっつかって足搔いている状況ですが、この状況を脱せるように日々頑張っております。 その為、更新は、のんびりとになりますが、続けますので、末永く宜しくお願い致します。

        • (習作)陽だまりの猫

          陽だまりの猫の俳句は良く見かける気がします。寝てたり、のんびりくつろいでたり、欠伸していたり。良い風景だと思いますが、その分、類想も多そうです。 そこで、習作として陽だまりの猫の俳句を作って見ました。どう類想から一線を画せるのか、試行錯誤して作って見ました。 先ずは、陽だまりを違う表現にしてみました。 紅鏡を抱き眠る猫春初 次は、猫の姿をクローズアップしました。 宇宙項を考える猫春初 最後は、のんびりした様とは反対の風景を詠んでみました。 陽だまりを奪い合う猫春初

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        自選句10句

          冬蝶の死や物置に古時計

          冬蝶の死や物置に古時計

          容疑者は同姓同名寒の月

          容疑者は同姓同名寒の月

          杖を付く父一步ずつ雪椿

          杖を付く父一步ずつ雪椿

          立春の卵を割りて黄身二つ

          今日は、立春である。俳句を嗜むようになって、暦や季節に敏感になった。ただ、漫然と過ぎていた1年に少しでもメリハリが出るのは、嬉しいことだ。

          立春の卵を割りて黄身二つ

          10年前に書いた遺書いやに丁寧な字である

          初めての自由律俳句の投稿。 自由律俳句も結社に入っているが、定型俳句の結社は星の数程あるのに対して自由律俳句の結社は実に少ない。その為、結社を選ぶのにあまり苦労しなかった。それなりに歴史があってきちんと活動している結社は数えるしかない。それもあり、結社に入らない人も多いのだろう。その一方、自由律俳句を作っている人は増えているようにみえ、喜ばしく思う。 自由律俳句を作るときに、ただ呟きやアフォリズムになってしまうきらいがどうしてもある。そこにどう詩情を入れるかを課題にしてい

          10年前に書いた遺書いやに丁寧な字である

          俳号を考える

          結社も公募もずっと本名でやってきた。特に大きな理由はないが、これと言って良い俳号が思い浮かばなかったのが強いて言えば理由である。 しかし、句作を始めて4年、そろそろ俳号をつけたいと思うようになった。というのも、公募で受賞したときに本名で公開されて結構気恥ずかしかったからだ。 あと、少し気になったのが本名の姓名判断。これがあまり良くない。気にならない方からすれば、どういったこともないのだろうが、句作がスランプになり、少しでも現状打破できないかと足掻いているときに、ペンネーム

          俳号を考える

          ガザの地の瓦礫の先に冬銀河

          いつの時代も戦争はなくならない。人の歴史は戦争の歴史でもある。戦争根絶は困難な道だが、少しでも平和な地が増えること祈る年の瀬である。

          ガザの地の瓦礫の先に冬銀河

          冬蝶の死を掃き取りて燃えるゴミ

          冬蝶が死んでいた。ホウキで掃いてゴミ箱に捨てる。ゴミとして。 死体は、ただの物体ではないと言われるが、蝶の死骸もただのゴミではないだろう。 そこにはゴミとしては、割り切れない何かが確かにある。

          冬蝶の死を掃き取りて燃えるゴミ

          廃寺に生きる鯉あり冬晴るる

          通販生活のサイトに「俳句生活」という俳句が投稿できるコーナーがあります。毎月、夏井いつき先生が兼題を出され、投句された句を「天」「地」「人」「佳作」で選んでくださります。僕はここに毎月投句しています。「天」「地」の評価をもらうのは、中々厳しく、最高で「人」止まりです。 この記事では、僕が投句した句を公開して、自分なりに、評価してみます。長くなるので、ここでは、まだまだ推敲、添削の余地がある「佳作」止まりの句をまず1つ紹介します。他の句は、また追って紹介します。 水澄むや廃

          廃寺に生きる鯉あり冬晴るる

          自己紹介など

          はじめまして。寛生と言います。 早いもので、俳句を始めて約4年、結社に入って約2年となりました。結社内の意見だけでなく、ここで句を公開して、広く皆さんの反応や忌憚なき意見が聞ければと思い、noteを始めることにしました。 また、句作をされている方と交流もできれば嬉しい限りです。定型のみならず自由律俳句も作っておりますので、自由律俳句が好きな方とも交流していければと思っています。 まだまだ勉強の途中ですが、宜しくお願いします。 なので、noteでは、主に、自由律俳句も含めた

          自己紹介など