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本気ならアシックス

東京オリンピックマラソン競技で、一つ注目していたことがありました。選手たちが使用しているシューズです。ランニングをしている人のなかでは同じ点に注目していた人は結構いたかもしれません。

2017年にナイキから厚底カーボンシューズが市販されてから、エリート選手は一時期こぞってナイキを使用していました。しかし、各メーカーも厚底でかつ軽量のカーボンプレート入りのシューズを開発し、ナイキに続けとがんばっています。

男子マラソンで表彰台に上った選手は見事に全員ナイキのヴェイパーフライネクストパーセントを使用していました。しかし、女子の表彰台は、金メダルアディダス、銀メダルナイキ、銅メダルプーマと見事に割れました。また男子でも入賞者のなかにアシックスのメタスピードスカイ使用者がいたり、一時期のナイキ一強の状況は大分変ってきたようです。

個人的には、ナイキ一強の様相が変わってきたのはうれしく思います。特に国産メーカーであるアシックスは小学校でバスケットをしていたときから愛用していたので、入賞選手にアシックスがいたときはうれしかったです。また、トラックの入賞選手のなかにも、アシックスのピンレススパイクを使用している選手もいました。

個人的には、今は薄底のソーティトレーナーでしっかり脚をつくって、疲れがたまったり、脚に少し痛みがあるときはニューバランスのフューエルセルレベルV2や、最近購入したのですがアシックスのノヴァブラストを使用しています。

しっかりと練習が積めて、さらにこの世の中の状況が改善されて市民マラソン大会が再び開催されるようになったら、厚底カーボン入りシューズを使おうかと考えています。

厚底カーボンのシューズは、試着でしか履いたことがないのですが、ナイキのヴェイパーフライやアルファフライは、特にアルファフライの方ですが結構ぐらぐらして安定感が無いように感じました。あくまで個人的な感想ですが軽くて跳ねるのは間違いないのですが、ぐらつきに違和感がありました。

アディダスのアディゼロアディオスプロはナイキに比べると安定感がありましたがソールの柔らかさによる不安定さはやはり少し感じました。厚底カーボンに慣れていないからというのもあるかもしれませんが。

しかし、アシックスのメタスピードスカイを履いてそれは違うのかもなと思いました。あくまで試着での感想なので実際走ると違う感覚を覚えるかもしれませんが、柔らかくてぽんぽん跳ねるソールでありながら、しっかりとした安定感がありました。

さすが国産、本気ならアシックスだな、と久しぶりに思いました。厚底カーボンシューズを買うときは、アシックスで行こうと今ひそかに計画を立てております。

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