ホカオネオネためしてみたら

先日厚底カーボンシューズを初めて買うのはアシックス製品だ！と熱い思いを書き殴りました。

しかし、その予定は突如変更となりました。

先日仕事が終わり、職場から最寄のバス停まで歩いている途中にある某ランニング用品店に立ち寄りました。そこでまさかの商品がちょっとここでは言えない金額で大安売りしていたのです。しかも安売りはその日までで、翌日からはもとの売値に戻す予定とのこと。思わず買って帰ってしまいました。スーツでスポーツシューズのおっきい箱を抱えてバスに乗るのはちょっと恥ずかしかったです。

引っ張りましたが、購入したものというのが今話題の新進気鋭のスポーツブランド・ホカオネオネから発売された厚底カーボンシューズ・カーボンX２です。ホカオネオネといえばランニング市場ではもちろんですが、今はおしゃれに敏感な人たちが街履きでも使用するぐらいファッションアイテムにもなっているブランドです。

購入する前に店員さんからいろいろお話をうかがったり、試着をしたのですが、他メーカーのカーボンシューズと違い、ソールにある程度の固さがあり、カーボンの反発もマイルドで、カーボンシューズの入門編としては丁度良いとのこと。試着した感じも、かかとのホールド感がしっかりしていてフィット感もよかったので、アシックスのメタスピードスカイを買う前にまずはこれでカーボンに慣れようと思い、アシックスに少しのうしろめたさを感じながら購入しました。

その日帰宅してから早速履いて一時間ほど走ってみたのですが、試着したときとは少し違う印象を持ちました。店頭で試着したときに比べて、ソールが硬くしっかりしているように感じたのです。しかし、その固さも嫌な硬さではなく、脚を守るクッション性は確保しつつ、接地の時の安定性を担保するための感じです。そのため接地の際に変なぐらつきはなく安心して走れます。

また試着したときに感じたかかとのホールド感はまさにそのままで、しっかりとかかとが固定されていることから、より接地の安定感は高いものとなっていました。

また、他メーカーのカーボンシューズを試着したときに感じるカーボンプレートの強烈な反発は、このシューズではそれほど強く感じませんでした。もちろん反発はあるのですが、店員さんの言われていた通りマイルドな反発で脚に負担がかかりすぎることもありません。

これまで普通のランニングシューズを履いていた人が、初めてカーボンシューズを購入するときの入門編にまさにぴったりだと感じました。

今私は右のふくらはぎが軽い肉離れをしているため、スピードを上げた走りはできないので、ゆっくりジョグでの感想になります。カーボンの反発を本当の意味で活かせるのは、やはりある程度スピードを上げたときだど思います。脚が回復したときスピード練習を入れてみたとき、この靴がどんな顔を見せてくれるのか今から楽しみです。