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自己紹介

geek です。
おとなです。

ここでは、いくつかの話を公開していこうと考えています。

そのなかに、バイク乗りの話があります。バイク好きにはいくつかの系統があって、わたしはそのなかでも、ツーリングライダーというバイク乗りに属します。

バイク好きには系統がある

 バイク好きな人といってもいくつかの系統がある。

改造するのが好きな人がいる。いじるのが好きな人。
工具箱を広げて、手を真っ黒にして・・・とっても楽しそう。わたしはバラすのが苦手です。上手に組み上げる人はカッコいい。といっても、最近は素人がいじれるところが少なくなっている。

眺めるのが好きな人。バイクを何台も持っていて、それぞれに愛着を持って接することができる人。ガレージで、バイクを好きな角度から眺めて、お酒を飲める人。一度、そういう方のガレージにお邪魔したことがある。「え? こんなところに?」という場所に、ピッカピカにして保管してある。大事なものはそうやってナイショにしておかないとね。秘密を共有した気になった。

そしてもちろん、走るのが好きな人もいる。
走るのは、道であったり、道でなかったりする。
アスファルトのないところを走っていく人もいる。反対に、サーキットを楽しむ人もいる。
そして、1人で走るのか、大勢で走るのか。オフロードを行くときは1人だと危ない。

わたしはツーリングライダーであった。それも、ソロツーリングである。1日に何百キロも気の向くまま走り続けるのは、あまり他人の理解を得られなかったし、それを無理にわかってもらおうともしなかった。いま振り返ると、妙なこだわりを持って走っていたな、とも思う。

走る系統のなかには、ただ走るだけではなくキャンプが好きな人もいる。荷物を上手にパッキングできる人はカッコいい。そういう魅力に気づいたのは、かなり経ってからだった。


文章で表現したいこと

わたしは、アスファルトの上、公道を走り回ったツーリングライダーであった。書いておきたかったのは、バイクに乗って走っているときにヘルメットの中、目を通して見えている風景と、そのときの心の中の風景。
バイクのスペックであるとか、どのマシンが、タイヤが、サス調整が・・・というのとは縁遠い。

便利な時代になったもので、ツーリング先の美味しいものや絶景は、雑誌やネットを見れば自分に合うものがいくらでもでてくる。

けれども、走る風景と、心の風景を書き留めた文章はあまり見かけない。

だからわたしは自分で書くことにした。

いまわたしはバイクに乗っていない

バイクに乗らなくなってから10年近く経つ。それでもツーリングの文章を書き留めていた。文章に仕立てたからわかることがある。

人はどうしてバイクに乗るのか。その魅力はどこにあるのか。そういうことが浮き上がってきた。

バイク好きな人に、共感してもらえるようならうれしい。
バイクに思い入れのない人が、たまたま文章を読んで、バイクには魅力があるんだな、と思ってもらえるなら、なおうれしい。

それ以外のこと

バイク以外のこともそれなりにたくさんある。面白いな、と思うことを文章に仕立てると、気持ちが整理された感じがする。考えていることを表に出すことで、自分を少し客観的にみられるように思う。

そのために、ぽつぽつと文章を書いている。

見つけてくれた方、不思議なご縁ですね。バイクはお好きですか。お酒は、本は…。ひとつでも気に入っていただけるとうれしいです。


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