富山移住：車

地方の交通事情

多分多くの人は地方は車がないと生活がままならないとお考えでしょう。はい、結構正解なのですが、ちょっと間違っています。
正直なところ大きな病院の近くに住んでいればなんとかなります。大きな病院は町の中近くにあることが多く、近くにスーパーや学校などがあることが多く、最低限の生活は困りません。なんだかんだで一番困るのが病院なんです。年を取ると特にそう思います。
しかしめちゃ不便です。娯楽、便利な買い物、満ち足りた食事など普通の人が持っている欲を満たすためには車は必須なんです。だって都会と違い、広い範囲に分散しているから。
今回はそんな中で最低限の装備でなんとかしようとしたお話です。

車は必須だけど一人一台必要か？

これは私の話です。
私はフルリモートで働いています。そのため週５で日中は家にいます。一方妻は午前はバイト、午後は子供の送り迎えで車を使わないといけません。そんな環境で各自にくるまは必要かと私は考えました。結果的に私には車は不要なため、一人一台は当面必要ないということになりました。
そのため我が家では１台の車のみ所有でもう２年生活しています。
ただ一人でふらっと外出したいことがたまにあります。そういったときに長距離走る乗り物が必要なので、今はスーパーカブを所有して乗っています。
私がいまの会社を辞めてほかの会社に勤め、通勤が必要になったらもう一台必要になるでしょう。しかし、今はこれがちょうどいいバランスです。
当たり前のように一人一台の車持つことに疑問を持って２台買うのをやめてみましたが、環境によっては何とかなるもんです。
でも不便もあります。富山は雨もよく降るし、冬は雪が積もったりとにかく寒いです。そんな時バイクだと雨や風よけがないので本当にきついです。そんな時、中古の軽四でもよかったかなとも思ってしまいます。その時は維持費を計算して思いとどまっています。

車買うときに困ったこと

車を買うタイミングが一番難しかったです。
車を買おうと思ったのは移住の１年前。この時半導体不足の影響で中古車が不足しだして価格が上昇しだした頃でした。中古の在庫もどれくらいあるかわからない状況だったので、移住の半年前の夏にはいそいで中古屋をめぐって探していました。確か新車も半導体不足不足で１年以上待ちとかだったような気もしているので、４月に本当に欲しい車種が手に入るかわからなかったという状況でした。
１週間探し回って良いのがみつかりましたが、困ったことに私が買うと東京の住所での登録になってしまうとのこと。でも東京には持っていくことはできませんのでなんとか富山に置いておく方法はないか探しました。車屋に相談して、一回親の所有にしてもらいその後所有者を変更するという方法になりました。これ最終的に名義変更で２万円ほどかかりました。仕方ないといえば仕方ないのですが、もっと良い方法があったのではないかと今でも疑問です。
しかしこのタイミングで購入できたのは正解だったと思います。引っ越し前後は富山に来ることはできなかったし、正月の帰省で手に入らなかったら積んでいました。
余裕のある方は引っ越してから買ってもいいとは思います。ひと月ほどならレンタカーを借りたりタクシー使っても費用はそれほど変わらないと思います。強引な方法としては、購入を早めに決めてしまい車を買ったディーラーや中古車販売店に代車を納品まで出させるなんてことはできると思います。

今後のチャレンジ

今後、富山での生活リズムが変わったら車をもう一台買うのは正解でしょう。でも個人的にはもっと切り詰めた方法はないか考えています。それがミニカーです。一人乗りの小型モビリティです。
この２年バイクでしょっちゅ釣りに行っていました。しかし、バイクで快適な季節は本当に短いのです。疲れたら風を避けて一休みできる環境が欲しいと常々思っていまして、そうなるとミニカーかなと思う次第です。
いま注目している小型モビリティを作ってるスタートアップがいます。そこが２０２５年には量産車を出してくる予定です。それに乗ってみようかなと思っています。


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