ジェットバスのぼこぼこ 4/14
金曜の夜、バスに乗った。
夜に乗り物に乗って出かけるのってわくわくする。
終点で降り、少し歩く。
駅前の細い商店街を抜けてすぐ、閑静な住宅街に出る。いい街だなぁ
夜風が肌寒い。久しぶりにスカートを履いたので、脚の辺りがスースーする
スーパー銭湯に到着。一応温泉らしいのだけど、わたしは街中の温泉は温泉と認めていない(どうでもいい)
入ってすぐ、小さいタオルを忘れたことに気づく
お風呂出てすぐのロッカーを選び、まあいいかと手ぶらでお風呂に入る
まあまあな混み具合。
体を洗って、まずはあまり混んでないジェットバスに入った。
肩、太もも、足の裏にジェットが当たるよう設計されている。
しばらく堪能して、次はあごまで沈んでみる。
ぼこぼこぼこーーーーっと勢いのある音が、頭の裏から私を覆った。それまであれやこれやと考えていた雑音が掻き消されるようだった。
結局、このあと露天にも入ったのだけど、最初に入ったジェットバスが一番お気に入りだった。
わけわからんくらいでかい音は、時に小さいノイズをかき消してくれる、必要なものなのかもしれない。
世の中の不快なもの、余計なものをなんでも取り除こうとする人たち、ジェットバスのぼこぼこはちょっと考え直してください。
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