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ビートルズが教えてくれた英語 (17) GIRL

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6thアルバム「RUBBER SOUL」(1965.12.3) 9曲目

作曲者    John Lennon 
ボーカル John Lennon

(再掲)全曲オリジナルです。12月のクリスマス・シーズンの発売でしたから、1年前の同時期発売の4作目アルバム「BEATLES FOR SALE」のように、商業的セールスでカバー曲が多いのかと思いました。因みに、前作アルバム「HELP」から4ヶ月後のリリースです。アルバムジャケットは、初めて自らがデザインしました。偶然できたゆがんだ写真を採用しています。意図はわかりません。また、初めてレコーディング時間も自由になったので、さまざまな楽器を使用しています。そしてこのころ、レコーディング技術がかなり向上したため、以前よりも芸術的に仕上がっているイメージがあります。
学生のころに聴いた印象と、いま聴くのとでは圧倒的に違う印象を受けるアルバムです。当時は、若かったのでなんとなく地味に感じていました。しかし、いまは名曲の多いアルバムという認識に変わりました。

この「GIRL」は、哀愁漂う曲調が魅力的ですね。通常は、girlは「10代の女の子」をいいますが、若い女性の切ない恋心を歌っている曲です。ジョンらしいジョンでしか書けない曲です。クラシカルな部分もありますが、最後の印象的なギターの音は、シタールライクですね。ジョンはどう言う気持ちでこの曲を書いたのでしょう。

Lyric

Is there anybody going to listen to my story
だれかぼくの話を聞いてくれないか
All about the girl who came to stay
居ついてしまった女の子の話全部
She's the kind of girl you want so much
後悔しそうなくらい思い焦がれてしまう女の子
it makes you sorry
Still you don't regret a single day
でも1日だって後悔することはない
Ah, girl, girl, girl
ああ、あの娘、あの娘、あの娘
When I think of all the times
I tried so hard to leave her
必死で別れようとしたときのことを全部思い出すと
She will turn to me and start to cry
彼女はぼくに向き直って泣き始める
And she promises the earth to me
and I believe her
そして地球をあげると約束し、
ぼくは彼女を信じてしまう
After all this time I don't know why
いまになっても結局、なぜだかわからない
Ah, girl, girl, girl
She's the kind of girl who puts you down
彼女はひどいことを言うような女の子
When friends are there, you feel a fool
そこにともだちがいると、馬鹿な気分になる
When you say she's looking good
素敵だねって言うと
She acts as if it's understand
わかったように振る舞う
act as if it's  アクツズィフイツ
She's cool
彼女はクール
Ah, girl, girl, girl
Was she told when she was young
that pain would lead to pleasure
彼女は子どものころに言われたのか
苦しみは喜びに通じるということを
Did she understand it when they said
彼女は理解したのか、彼らが言ったときに
That a man must break his back to earn 
his day of leisure
男は懸命に働いてレジャーに使える日を稼ぎ出すと
Will she still believe it when he's dead
そいつが死んでも、彼女はまだ信じているのか
Ah, girl, girl, girl

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