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修斗旅 プロ修斗福岡大会 TORAO32編(前編)

今回の修斗旅は、2024年5月25~27日まで、プロ修斗福岡大会を観戦のために福岡へ。

今回は、前乗りして土曜日から行き、日曜日に観戦して、月曜日に帰京するというゆったりモード。珍しく大きなトラブルもなく、次の修斗旅が心配になるくらいだった。
そんな修斗旅の記録を簡単に綴っておきたい。


羽田発富士山経由福岡行き

行きの飛行機からは富士山が左側に

1,2時間くらいのフライトなら、大した我慢にはならないので、どの席でも良いが、気分的には、富士山が綺麗に見えると幸先いいよねと思って窓側の席を選ぶ。
飛行機のルートは詳しく知らないのだが、経験的には、那覇行きは右側、それ以外は左側に富士山が見える印象だ(ANAの場合)。そう思ってANAの公式サイトを見たところ、路線ごとの窓の景色が確認できる。

https://www.ana.co.jp/ja/jp/serviceinfo/asr-viewpoint/

JALのサイトはわかりやすい表記がなかったので割愛するが、ソラハピというウェブサイトによると、富士山がどちらに見えるかというルートはこういう振り分けらしい。

【JAL】
・左側からみえる
出雲、小松、長崎、中部(羽田発)、広島、福岡
・右側から見える
奄美、石垣、伊丹、那覇 、鹿児島、 関西、高知、徳島、中部(成田発)、南紀白浜、都、宮崎
・見えない
大分、岡山、北九州、熊本、高松、松山、山口宇部

【ANA】
・左側からみえる
岩国、大分、岡山、北九州、熊本、神戸、小松、佐賀、高松、富山、鳥取、長崎、名古屋(中部)羽田発、能登、萩・石見、広島、福岡、松山、山口宇部、米子
・右側から見える
石垣、伊丹、那覇(羽田発)、鹿児島、関西、高知、徳島、中部(成田発)、宮古、宮崎
・見えない路線
能登、小松、富山、中部、宮崎、鹿児島

https://www.sorahapi.jp/column/post-3526/

見えない、というのがくせ者だが、確かに、そういうルートもある。
また、富士山頂真上近くを通過したこともあった。「富士山が見えないなぁ」と思ったら、真下にあった、みたいな。まぁ、何かの参考に。

TORAOとFORCEは左富士山、沖縄大会は右富士山と覚えておくと良い。

福岡空港着 博多へ

福岡空港に着くと、地下鉄空港線にのり博多駅へ。
飛行機の福岡空港から新幹線の博多駅までが、地下鉄でわずか2駅という驚異的な距離の近さ。羽田空港も決して都心部に近いわけではないし、地方都市では街からクルマで数十分ほど離れた山を切り開いて作られた空港が多く、福岡のように繁華街と空港が直結しているのは大きな魅力だ。

博多駅に着いたら、早速昼ご飯をいただく。
有名なお店にも行きたかったが、予約も何にもしていなかったし、とにかくお腹が空いていたので、手早く食べられるお店を選んだ。

実は、福岡には3週間前にも来ていて、その時見つけたのが、この博多駅筑紫口の駅ビル1階にあるこの喜水丸。福岡でチェーン展開している喜水亭のお店だ。
博多駅周辺に兄弟店は多いが、このお店は春先にオープンしたばかり。吉野家などファストフード店などが並ぶ区画にあるが、同様に一人で気楽に入れる感じが良い。
おひとりさまでも一人前の鍋が可能で、ここでは水炊き定食を頼んだ。もつ鍋もある。
個人的には、ここの店舗は夜の居酒屋タイムより、こういう定食利用が向いてる気もする。

水炊き定食
お刺身定食の上位の方

ちなみに、明太子と高菜が食べ放題でついてくるが、鍋も刺身もおかず能力が高いので、ちょっとだけいただいた。

チェックドイン

食事後は、すぐにホテルへ。14時のアーリーチェックインができたので、ラッキーだった。

ベッドと机が大きいこともあり、若干、床が見える面積が狭く感じられたが、部屋にこもって仕事をするわけでもなく、基本的には寝るだけだから十分。
ただ、このホテルがちょっと変わっていたのは、外廊下構造になっていて、各部屋にガス給湯器がついている。なんというか、ここは、ほぼほぼ普通のワンルームマンションだな、と思った。

散策へ

初日は特に目的はなかったが、翌日の会場となるアクロス福岡へ。
ちょうど計量をやっている時間帯だったが、今回は一般公開なしなので、ぶらぶらとそこから歩いてみた。

福岡市赤煉瓦文化館

旧日本生命保険株式会社九州支店(福岡市赤煉瓦文化館)。
アクロス福岡からすぐ近くにある赤煉瓦のレトロな建築で、以前も訪れたが、入れなかった部屋があったので、再訪。
ところが、今回は全室使用中で、一つも見られず。階段を上っただけで終わってしまった。貴重な文化財だが、現在も、一般利用されているので、こういうこともある。

そのまま、活気のある天神を抜けて、赤坂の方に向かい、そこで、鴻臚館跡を見ていなかったなと思いだして、舞鶴公園へ。

鴻臚館跡

16時閉館。早いな、おい!

福岡城天守

初っぱなから目的地が消えてしまったので、そのまま大濠公園の方へむかうと、でっかいビニールハウスのようなものが見える。なんだあれ?と思って、そちらの方向に歩いて行くと、衝撃的なものを目にした。

幻の福岡城天守閣

再構築された天守閣の概念。
外形的に、これがあれば天守閣だと認識されるという構成要素のみで組み上げられていた。
これは、たけし城みたいな凄いものを作ったな!と感心した。

夜になると、これがライトアップされるという。つまり、何もない場所にライトアップするための骨格だった。そして、実際に夜空に浮かび上がった天守閣がこちら。

ゲーミング天守閣

もともと、福岡城には天守台はあっても天守そのものはなかった(戦災などで焼失したわけではなく、元から建てられなかったと)と言われていて、それを含めて、「幻の天守閣」と謳ったのは、個人的には良いアイデアだなと思った。
難点を言うと、三層の天守はやや低くて遠くから見えにくいということと、天守台に近づいて見上げると、今度は公園内の木々が邪魔をして、全然見えないということだった。
まぁ、でも、新鮮な驚きをありがとう。

らるきい ウニボナーラ

そうこうして歩いているうちに、夕飯タイムだ。
大濠公園では、らるきいというパスタとピザのお店を北森さんに勧められていたので、そこを目指す。
大濠公園の入口目の前のお店に着いたときは、開店15分前くらいだったが、既に並んでいるお客さんもいたので、後ろに並ぶ。

ぺぺたまが一番人気とのことだったが、ここは、北森さんに勧められたウニボナーラをいただく。

ウニボナーラ らるきい

これは濃厚。凄まじく濃厚。確かに美味しかった。
一般的な一人前の量(100g)だが、かなりお腹にたまった。ちなみに、グリーンサラダも頼んだが、ハーフサイズにしておいて良かった。フルサイズだったら多分食べきれなかった。

何人かで来れば、色々なメニューを少しずつ食べられたのだが、ここがお一人様の限界点。
今度は別の料理も頼んでみたい。

そんな感じで、この日は2万歩位歩いたので、初日は終了。

天ぷらひらお

二日目は、いよいよ大会本番。

と、その前に、体も疲れていたので、ちょっとマッサージを受けようと思って、中洲川端のお店へ。
初めて入った台湾マッサージのお店だったが、ゴリゴリと強めにやってもらって気持ちよかった。店員さんは本場の人たちだけのようで、いろいろアバウトだったが、むしろ気楽で良かった。

施術後に昼食を食べようと思って、前日に下見しておいた、アクロス福岡内にある天ぷらの「ひらお」へ。
一回行ってみたかったのだが、まさか、会場の横にお店が並んでいたとは知らなかった。

ひらお

お店に着いたときに、20人くらいが店の外に並んでいたが、これくらいならすぐ食べられそうだと思って並ぶ。

時々、一気に列が進み、ああ、もうすぐ店内に入れるな…と思ったときに、衝撃が走る。

店内にいっぱい並んでるじゃん!

店の外からはよく見えなかったので、2,30人くらいかと思ったが、のれんに隠れた奥には、たぶん50人以上並んでいた。
これはヤバい。実は、昼食後に一回ホテルに戻るつもりで、チケットもカメラも持ってきていなかった。これだけ並んでいると、ひょっとすると、開始までに食べられないかもしれない。どうするか…並ぶか?諦めるか?

結局、運に任せて並んだ。食券も買った。あとは、先客が早く食べてくれるのを祈るのみ。

並んでいる間に、「地下鉄で17分…タクシーなら10分…食べ終わって、ホテルまで戻って、準備して、またアクロスまで30分強…14時半開場だから、14時までに食べ終わっていれば間に合うか…」などと計算。
1時間経過…あと10人…あと5人…と焦りながら、ようやくテーブルに通されたのが、13時45分。ギリギリだった!

ここでは、揚げたての天ぷらを、一品ずつ提供してくれる。
アラカルトで鱧も頼んだが、これがまた美味かった。
時間が押してたから、火傷しそうな勢いで口に入れたけど、満足。ドキドキしながら並んだ甲斐があった。

食べ終わると、すでに修斗の会場前には観客が待っていたが、そそくさとホテルに戻り、荷物を用意して、タクシーで再びアクロスに戻った。

会場前には応援団などが開場を待っていた

(長くなったので、後編につづく)


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