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修斗旅 プロ修斗沖縄大会 THE SHOOTO OKINAWA vol.8編

今年もプロ修斗沖縄大会に行ってきました。

沖縄大会は今回で8回目。始まったと思ったら、あっという間に回を重ねましたね。
当初年1回開催だった大会が、年2回開催に。これは2回開催できるだけの選手層や格闘技熱が沖縄に根付いたということであり、また、その選手たちに遍く試合機会を作りたいという松根代表の思いが形になったものでしょう。本当に素晴らしいことだと思う。

沖縄入り初日

今回は、前日入り。那覇空港に着くと、あいにくの雨。気温も湿度も高く、「おお、南国に来たなぁ。」と思わせる、ねっとりした空気がまとわりつく。
空港からモノレールで県庁前駅へ。今回、ホテルを選ぶに当たって、バスターミナルのある旭橋駅と、国際通りなど繁華街に近い県庁前駅とで悩み、後者を選んだ。

沖縄そば 天妃そば

ホテルにチェックインして、即、沖縄そばへ。

天妃そば 三枚肉の沖縄そば

天妃そばは、沖縄大会が始まる以前から好きなお店。たまたま近所に泊まったときにふらっと入ったのだが、とても美味しかったので毎年行っている。味は、ごくスタンダードな沖縄そばだと思っているが、そのスタンダードが実に良い、というお店。
券売機でチケットを買い、カウンターへ。店内は、同じ旅行者風の男性と、地元というか、ご近所さんらしきおじいちゃんがいた。

テーブル席がいくつかあるが、椅子やテーブルが不揃いで、気楽な感じが良い。いつも座るこのテーブルは、天板にガラスウィンドウでアクセサリーが飾られている。正直、方向性はよくわからないが、調度品に緊張するようなお店ではなく、非常にアットホームな感じで、とても居心地が良い。旅先で、細かいことを気にしなくて良いお店というのは、本当にありがたいのだ。
なお、おじいちゃんは、店員さんたちと談笑して、結局、そばを食べずに帰って行ったようだ。

食べ終わったら、一旦、ホテルに帰投。
そこで、#修斗旅 仲間と合流して、次の目的地へ。

エバグラ

モノレールで美栄橋駅へ行き、そこから歩いてEVERGROUNDへ。

沖縄の格闘技聖地のひとつ。いわゆるひとつのエバグラ。
今大会では、前日計量の会場として利用されていて、自分たちが着いたときには、計量は終わって、マリコさんがお片付け中&翌日の本大会の準備中だった。お邪魔して申し訳ないです!

毎回行く度に、丁寧にご対応いただいてありがてぇ。旅行先で、こうやって安心して立ち寄れる場所があるというのは、本当に嬉しい。
マリコさんと、今回の計量の様子や、大会の見所、近況などを長話させていただいていると、ふらっと選手がやってきたり、関係者の方が訪れてきたり。修斗と関係なく沖縄に旅行に来たお客さんも、エバグラを目指して来られていた。なんというか、EVERGROUNDとは、オアシスのような所なのだな、と思った。

以前も書いたが、エバグラの内装はオクタゴンを模したウッディなデザイン。かなり凝っているので、細部まで見てみて欲しい。そして、店内には、格闘技関連のアパレル、グッズもあるし、現在、UFCに挑戦中の平良達郎選手にゆかりの貴重な品々も飾られている。
是非、沖縄に行ったら立ち寄って欲しい。

お話は尽きなかったが、余り長居しても申し訳ないので、ここは切り上げて夕飯へ向かう。

ジャッキーステーキハウス

沖縄大会へ行ったら、食事は、基本的に沖縄そばとステーキである。
今回、既に沖縄そばは食べたので、ステーキを食べることにした。

向かったのは、ジャッキーステーキハウス。地元にも観光客にも人気のお店だが、比較的早い時間だったので、それほど待たないだろうとの読みであった。

11組待ちでした。
まぁ、そうだよね。人気店だもんね。むしろ、すいてる方だよね。
さすがに雨の中で待つのはまぁまぁしんどかったが、行列は伸びる一方だったので、まだ運が良かったのだろう。

今回頼んだのは、テンダーロインのレア&オリオンビール!うまい!うまい!

テンダーロインのレア。

隠しメニューに「ベリーレア」という注文もあるそうなのだが、見てわかるとおり、よほど生が好きな人でも、このレアで十分であろう。
柔らかく、絶妙な脂と美味しい赤身。ペロッと行けるタイプのステーキだ。個人的には、塩こしょうで食べるのが好きだ。

汗をかいた日は、オリオンビールの生が良い。

誰かが言った。
「沖縄そば・ステーキ・オリオンビール。それは、打投極のようなものである。」
わかるわー。
3つの要素全てが連動して、体に染みわたる修斗旅初日の夜であった。

明日が本番と言うことで、初日の夜は早めに締めた。

国際通り散策

早めに締めたと言ったな。あれは嘘だ。

ホテルに帰ってから、甘いものが食べたくなり、アイスを買いに行った。
外に出ると雨も上がっていたので、ついでに、国際通りの方を冷やかしに行った。

その時、県庁前で、「ギギオさーん!」と名前を呼ばれる。

ここは、沖縄は那覇である。急に名前を呼ばれたらビックリするっつーの。

振り返ると、でっかいスーツケースというか、巨大な物体を台車に乗せて中腰で押す木暮さんであった。木暮さんは、修斗の配信を担当されている方だが、通称「冷蔵庫」と呼ばれる巨大な荷物が有名である。

時間が飛ぶが、翌週の香川大会で、その巨大な冷蔵庫を持たせてもらったが、びくともしなかった。あれは、人間が運んで良い荷物の限界を超えている。明らかに体に良くない。
木暮さんもくれぐれも体は大事にして欲しい。

その後、ぶらぶらと国際通りを歩く。ナンパやら呼び込みやら、色んな声が飛ぶが、ことごとくスルーされる。透明人間になった気分である。

お腹もいっぱいだし、特に何か目的があったわけではないが、俺たちのどん亭を確認せねばならない。その思いだけで、てくてく歩いた。
どん亭とは、沖縄そば、カレー、牛丼などを提供するお店で、沖縄のチェーン店だが、どのメニューも安くて量が多い。セットのカレー等のサイドメニューが、ほぼ大学生協食堂あたりのフルサイズであった。
うっかりセットメニューを頼むと大変なことになることを、以前、学んだ。

まぁ、でも、そうは言っても、どん亭に来たなら食べるしかないよな!という覚悟はあった。あったが、お店が混んでいて入れなかった。

良かった。かろうじて九死に一生を得たと言っても良い。満腹で死ぬところであった。

そんなこんなで、国際通りを行ったり来たりして、どん亭を眺めながら、帰りがけのコンビニでブルーシールを買った。

深夜に食うアイスは悪魔的に美味しい。
まぁ、選手も減量終わってるしいいやろ!と、嬉々としていただいた。

沖縄そば、ステーキ、ブルーシール。食べるべきものも食べ、初日は就寝。

以下、二日目以降に続くかもしれないし、つづかないかもしれない。


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