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プロ修斗広島大会 闘裸男26 & GIG03 特別編:PEACE RUN in 広島(2)

(前回までのあらすじ)
Gigioは、広島までプロ修斗を見に行くはずだったのに、何故か、RUNイベント「青い鳥presents PEACERUN with 斎藤裕」にも参加することになってしまった。不安を抱えながら当日を迎え、ついに会場に到着したのだった。

https://note.com/gigio_jp/n/nd0b538c9b1a9

PEACE&MOSH周辺には、普段から走っていそうな人が多くて、本当に場違いな感覚が否めなかったのですが、それでも、来てしまった以上、やるしかない。MUST BE DONE。
幸い、今回は緑さんという観戦仲間がご一緒してくれて(というか、参加を煽った一人)話し相手もいるので、そんなに緊張することもなく、落ち着いて過ごせました。

そうこうしていると、主催者のmobstylesの田原さんと、今回の主役である斎藤選手が来場。横にカマタDさんも同行されていて、もうGoProで撮っていた。さすが、余すことなく撮影するあたり、そつがない。
斎藤選手は、服を着ていても体のごつさを感じるが、柔和な笑顔で周囲に軽く挨拶などしながら店内へ。参加者に代わる代わる声を掛けられ、さすが主役感ありますね。
自分も少しだけ斎藤選手に声を掛け、田原さんには「大丈夫?(笑)」と声を掛けられ、和んだ雰囲気に。

その後、RUNイベントがついにスタート
まずは、近所の公園で輪になって、田原さん、斎藤選手のご挨拶。その時、どこから来たかを訪ねられ、少なからず日本各地から参加されていて、斎藤選手の人気を実感。いや、すごいね。呼び寄せる斎藤選手も、参加するファンも。
自分も東京から来てはいるけど、元々の目的は修斗観戦なので、このイベント目的に来てしまう人、凄いなと感動しました。
続いて、田原さんの指導のもと、動的柔軟など準備運動。
そして、いよいよ、RUNスタート!いっちょ頑張るか!!٩( 'ω' )و

…と思ったものの、公園を出る頃には、既に息が上がり始める始末。
あー、これはやっぱりダメかもー…というタイミングで赤信号に救われました。信号機には、このペースで頑張っていただきたいと心から思いました。

とはいえ、田原さんと斎藤選手を先頭に、走るペースはゆっくり。あくまでも安全第一で。田原さんも「無理するところじゃないですからね」とおっしゃってくれる。
全体を見守るスタッフさんも併走されていて、列の後ろまで目配りしてくれるから、脱落してもなんとかなるやろ!という安心感もありました。まぁ、そこで落ち着きを取り戻して、気合いを入れ直します。

まずは、広島平和記念資料館前を通過。

川沿いに走り、ちょっとだけ風景も楽しむ感じに。SUPをやってる人たちもいて、楽しそー。

原爆ドームが見える公園で最初の写真ポイント。

その後、自分のツイートは途絶えます。
なぜなら、さすがに写真を撮ってツイートしている余力がなくなったから!気合いは入れたのですが、体力はついてきませんでした。

でも、走っている最中、前後を走る皆さんから
「大丈夫ですか?」
「きついですよね。無理しなくていいですよ。」
「この辺、走りにくいから気をつけた方が良いですよ。」
といった声を掛けていただく。ありがたい。こういったお気遣いに、人の温かみを感じる瞬間でした。
一方、隣というか、前を行く緑さんは、「もうちょっとペース速いと思ってけど、ゆっくりだから、すごく楽ー。」と超人ぶりを示していて、人と人でない何かとの差も痛感するのでありました。

正直に言うと、途中、何度か「もう走るのやめようかなー。走れないフラグはいっぱい立ててたから、止まっても笑ってもらえるでしょう。」という気持ちはあったのですが、それでも、大勢の人と一緒に走り、支えられ、何とか折り返して、ゴールに。
最後のあたりは、信号で止まったのを良いことに早歩きでごまかしたりもしたけれど、フラフラになりながらも何とか走り切れたのは、皆さんのおかげです。

走ったのは、3kmほどでしたが、普段の生活を考えると、とてつもない達成感を覚えました。

もっとも、途中から、斎藤選手がどこにいるのかとか、全く頭から消えていました。物理的には、青い鳥presents PEACE RUN with 斎藤裕 in 広島のはずが、脳内では without 斎藤裕 になってしまったのは、まぁ、日頃の不摂生のせいだから仕方ない。ドンマイ!

改めて振り返っても、本当に面白かったですね。
正直、行くのが憂鬱になった修斗遠征は初めてでしたが、終わってしまえば、素晴らしい経験でした。
参加を決めたとき、爽快ビタミンさんが、大勢で走ると全然違いますよとリプライをくれたのですが、まさにその通りだったなぁ、と思いました。
疑ってすみませんでした。
たかが3kmとはいえ、一人だったら、絶対に途中で足を止めて諦めていたと思います。大勢で、しかも、くじけそうになるたびに声を掛けてくれたり、気遣ってくれたから楽しく安全に走れて、良い経験だと思えた、それは間違いないですね。

ただ、煽った人たちのことは忘れません。

RUNイベントは、公式には無事終了。
時間の許す限り、ファンサービスをしてくれた斎藤選手、ありがとうございました。自分は、以前、修斗で撮った写真にサインをいただきました。

主催してくれたmobstylesの田原代表、会場のPEACE&MOSHのスタッフの皆さん、高いホスピタリティでもてなしていただき、ありがとうございました。

なお、このあと、イベント第二弾としてFIGHT&MOSH DISCUSSION with 斎藤裕@広島 DUMB RECORDSも無事に開催。そちらも参加させていただき、面白かったです。

トークイベントのこともあとで書くかも知れないけど、とりあえず、遠征初日の話はここまで。
いよいよ、翌日こそ、今回の遠征の一番の目的、プロ修斗広島大会闘裸男です!

(つづく)

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