あつまれどうぶつの森の何がいいって。
#全力で推したいゲーム
こんな素敵なタグがあったので、私がメインで進捗を載せているゲーム「あつまれどうぶつの森」について、熱く魅力を語ろうと思います!!!
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html
季節と共に生きる
これはあつ森に限らず、どうぶつの森シリーズの根幹となる特徴ですが、現実と同じ時間が流れているということが他のゲームにはあまりない良さです。
現実と同じ時間の流れということは、季節も変わってゆくし、何をするにもいい意味で時間がかかります。
ローンを払い終えた瞬間に家が大きくなる訳ではなく、1日待たなければいけない。
レシピも住民から教えて貰えるものは1日1回だけ。
素材も有限で、いくらでも採れる訳ではありません。
人によっては待つということが向いていないこともあるかもしれませんが、私はこれくらいゆっくりすすむゲームの方が相性がいいです。
暖かくなってきたから住民が外でご飯を食べるスペースをつくろう!とか、この景色をうまく取り入れたいなぁとか、自然を活かしながら進める開発が凄く楽しいんです。
休日、真夏の昼下がりに黙々と素材集めの作業をしていると、遠くの水平線に入道雲が現れて、現実の世界にふと戻ると、こちらもまた空に大きな入道雲が発達しているんです。
しばらくすると青空が濁ってきて、夕立がやってくる。
住民たちの傘が島を彩り、現実の世界でもやってきた夕立の雨音をBGMに島の暮らしを楽しむ。
▲夏の日が傾いてきた頃合い。
▲よく晴れた日。
情緒という形のないものを、しっかりとゲームの中とゲームの外で感じられているんです。
ため息が出るほどのディティールの細かさ
正直、どう森には「作り込み」は期待していませんでした。
初めてどう森をプレイしたのがニンテンドーDSLightなので、今の家庭用ゲーム機に比べると画面も小さいし画質もいいとは言えません。
オブジェクトひとつひとつが「ドットの集合体」という感じがして、チープではないんだけど超美麗グラフィックではない、だからアイテムひとつひとつに特別思い入れはありませんでした。(そもそもズームとかカメラアングル変えられないし)
でも、今作のどう森は携帯用ゲーム機と、据え置き型の家庭用ゲーム機として新たに誕生しました。
大画面でプレイすることも想定して作られているし、カメラアングルを変えてどの向きからでも見ることができます。
だからこそどんな方向からどんな部分を見られてもいいようにアイテムがとても細かく作られています。
四角いオブジェクトに扉と引き出しの線を書いて「チェスト」ではなく、きちんと板と板が貼り合わせてあって、木目もよく見える。
丸っこくて柔らかい木の質感が分かるんです。
中でも個人的にびっくりしたのがハムスターのケージの部品です。
▲注目して欲しいのは回し車と給水器。
ハムスターや小動物と暮らしている方なら分かると思うのですが、回し車や給水器をケージに設置しようとすると、ネジのように回して固定する部品があるんですよね。
これが忠実に描画されているんです!!!
初めて見つけた時びっくりしました。
ついでに近くに置いてあったノートPCを見てみると…
▲この時点でもうすでに細かい。
▲横を見てみると…
端子の穴がきちんとある!!
しかもちゃんとHDMIの端子もはっきりと分かる!!
ここまでの作り込みの細かさには思わず感心してため息が出ました。
新しいアイテムや家具を入手したらとりあえず飾って、じーっくり観察してみて!!
遊び方は自分で考える
発売から約半年が経ちましたが、さらなる高みを目指して島の開発を続けるユーザーもいれば、一方で熱が冷めてあつ森と距離を置いてしまう人もいます。
「やることがない」
そう言って飽きてしまう人がどうも多いようです。
でも、私に言わせてみればやることなんて山ほどあります。
毎日やることが多くて忙しいです。
このゲームには明確なミッションやクリアという概念がありません。
強いていうならローンの支払いと、島クリエイターの解放、生き物のコンプリートなど、あまり大きなものではないし、しかも必ずやらなければいけないということでもありません。
「カブで稼ぐだけ稼いだらもうやることがなくなった、何をすればいいか分からない…」
そう言い残して島を去っていく前に、このゲームがどういうゲームかもう一度思い出して見てください。
ローンを支払うゲームでもないし、
島クリエイターを解放して地形を変えるゲームでもないし、
アイテムをコンプリートするゲームでもない、
任天堂さんから与えられた無人島でどんなことをして遊ぼうか、自分で考えて、自分で作る、自主性を育むゲームなんです。
…なんだかとても大きなことを言ってしまいましたが、私は「自分で考えてやってみよう」という思いで楽しんでいます。
でも何もないまま楽しむというのはめちゃくちゃ難しいです。
だから島とプレイスタイルにテーマを与えます。
ちなみに私の島のテーマは「自然と共存し、利用する島」で、「自分がやりたいように、住民を大切に」というプレイスタイルで楽しむことにしています。
「自分がやりたいように」というのは他のユーザーを気にせずに、比べずに、交流もあまりしないで1人で黙々とやりたいなぁと思ったのでテーマというか縛りに近いです。
「住民を大切に」というのは、キャラクターに寄り添うこと。
網で叩いたり、狭いところに閉じ込めたり、バグ技も使わない。
毎日話しかければ「ボクは〇〇が好きなんだぁ〜」とか「こないだあの子とお茶会したんだけどね」なんて、自分でキャラクターを深掘りして愛着が湧くもんです。
じゃあ今度あの子に服プレゼントしようかな〜、とかあの子よく釣りしてるから釣り場みたいなもの作ってみようかなあとか、やることって意外と出てきます。
私はあまり見ませんが、YouTubeやSNSを見てみると色々な遊び方をする人がいます。
そんな人たちを参考にして見たり、逆に島開発のクオリティが高くて自信をなくしてしまうようなら私のように情報をシャットアウトすればいいんです。
目的があるゲームじゃないから、結構何でもできると思います。
終わりがない
終わりがないって、向かない人もいますよね。
私は終わりのないゲームが好きなので、あつ森と相性がいいんだと思います。
終わってしまうことが嫌なので、他のゲームは楽しむだけ楽しんで、クリア一歩手前のところでやめてしまうことが多いです。
でも、どう森シリーズは終わりがくることはないのでゆっくりマイペースに楽しんでいます。
いつSwitchの電源を入れても、この楽しい時間が続くんだと安心してできる「あつまれどうぶつの森」が、私の全力で推したいゲームです。
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