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針仕事という名のヒュッゲ

ミシンを始めた。これまで生きてきて、クリエイティブとか仕事とか運動系のこと(勉強を除く)って、大抵1年続けると身につくことが分かった。新しいことを始めて、ある程度のレベルになるまでの自分の目安の期間。

昨年身に着けたスキルは、動画制作。
1年半くらい経った今振り返ると、機材準備>>撮影>>編集>>アウトプットまで、cinematicとまではいかないけど、ある程度のスキルとノウハウが身に付いた。

今年はこれといった新しいスキルが身に付いていないことに12月になって気が付いた。このまま新しい年を迎えるのも心許ない。そこで家にあった、かなり旧型のミシンを引っ張り出してきた。フェスティブシーズンということもあり、DIYしたい欲が。

母がお嫁にくるときに、おばあちゃんが持たせてくれたというブラザーのミシン。長い間眠っていて、きっと自分がミシンということすら忘れていただろう。私も人のことは言えず、家庭科の授業で使ったきり。遠い昔のことでミシン糸のセット、どうやるんだっけというレベル。

かなり旧型のミシン。セットアップ動画なんて無いだろうなと思いつつ、YouTubeで型番検索すると、なんとタイと思われる女性が同じミシンを使っているではないか。サワディーカー。

話してる言葉は分からないけど、手の動きで分かる。ボビンの巻き方まで丁寧に載せてくれていて、本当に、コップンカー。

糸のセットアップが完了したので、以下ミシンとのやり取り。

私   「おはよう、ミシン。」

ミシン 「....」

私   「目覚めよ、ガチャ。」

ミシン 「ガガガガ(´⊙ω⊙`)」

こういうの、要らないか。

早速、針山を作ってみたら、なかなか悪くない出来。やっとの思いで円型に縫ったのだけど。

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しかし次の日、ミシンは唐突に動くことを辞退した。

母に相談すると、壊れても良いから自分たちで直してみようということに。ドライバーを使って、フタを外して解剖して、掃除したり油さしたり回したり、試行錯誤すること2時間。直った。油さしすぎて、空回りするほど。母と嬉々として握手。

この修理体験によって、ミシンの作りがなんとなく分かったので、この先故障したとしても、故障箇所の検討が付くようになったと思う。

ミシンを始めた生活は、足りない道具をセリアで揃えて、素敵な色や柄のハギレを調達したりと、新鮮でたのしい。布の組み合わせを考えるのが特に。

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この1週間で作ったものは、針山、謎のヨレヨレ袋、マスクポーチ、マスク&ティッシュケース、そしてギャザーフリル。

もう少しステップアップして、どうしても作りたいものがあるのだけど、そのお話は、また。

しばらくはキラキラして見える道を辿ってゆこう。

Love, from gigi❤


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