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愛を広めていこう!

最近、お客さまとお話しする中で思うのですが、どんな場面でも不安から行動すると、危険を回避するための行動が反対に不安の材料をもたらすというスピリチュアルの基本的考え方が浮き彫りにされているように感じます。

新型コロナの影響で未来を不安視するのも分かるのですが、未来の不安にばかりとらわれていると、今が立ち行かなくなり、その結果、現在の積み重ねである未来はおかしなブロックを積み上げたようになり、不安回避行動前より崩れやすい状態になってしまうという感じになってしまうのです。

人生に起こることは必要があるから起こっています。その時は都合が悪くても後になって考えると、あの時に起こったことが自分の人生の方向を変えてくれたことで今が幸せなんだと思うことがいくつか思い浮かぶ方も多いのではないかと思います。

今もいつかそうなる時が来ると思うのです。

本当にやりたいこと、進みたい道が見えてきているクライアントもたくさんいらっしゃいます。不安を持たずに信じて進む方向を選んだ方は少しづつ光が見えてきているようです。

もし、仕事を変えなければいけない状況になったなら、まず、自分がやっていて楽しいことを考えましょう。そして、そこに一番近い職業を選びましょう。

もちろん、やりたいことが決まっている方にはチャンスでしかありません。

それがわからない方は焦りや不安を5分だけ、棚の上に置いて楽しいこと・大好きなことを考えます。それから、そこに近い仕事を考える……。

例えば、本を読むのが好きな人は本屋さんに、文具が好きな人は文房具屋さんに、そういう風に決めてみるのです。

私は子供が小さいなと気に離婚しました。その時はすでにアロマセラピストを仕事としていたのですが、たまたま、その年は教えていたアロマセラピスト養成校の担当するはずだった講座への応募がなく、そのクラスがなくなり、大きな収入源がなくなりました。やはりそうなると焦ります。子供をどう育てるか、そもそもどう食べていくのか、明日のご飯はあるけれど一か月後はどうするのだろう……。そう考えると、以前に働いていた会社で働くことはできないか、バイトに出ようか、いろいろ考えます。これが不安回避行動です。でも、その時に母がこう言いました。

「人は好きなことでないと頑張れないんだから、もう少し、踏ん張ってみたらどう?」

この仕事の何が好きなのか。私はどうやら人と幸せを共有できることがとても嬉しい人間のようです。だから、お伝えしたことが少しづつ花芽をつけることがとても嬉しい。素敵な報告をされると本当にこの仕事をしていてよかったと思います。だから、他の仕事に就いても幸せに寄り添えるものならばきっとうまくやっていけるのだと思います。私自身がそれを感じられる仕事であれば必ず。

自分に愛を向けるというのはこういうことだと思うのです。自分の幸せを追求するということを自分に許すのは自分を信じることです。許すこと、信じることは愛そのものです。

そういう風に少しづつ自分を幸せにしてあげると、いつか他の人も幸せになります。

私が不安に笑顔をなくしていた時、そばにいる息子は私の母に「ママが笑わないんだ」と言っていたそうです。母の言葉に励まされ、とにかくここで生きてみようと決めた後、いろいろな仕事をいただくようになりました。決して大きな仕事ではありませんでしたが、あちらこちらで少しずつ仕事が増えたのです。

自分に愛を向けていると、愛の器はいつか満タンになり、その器からこぼれだした愛は自分ではない誰かを幸せにします。自分が幸せでないのに誰かを幸せにしようとしても、本当の幸せにはしてあげられないのです。

まずは自分の本当に好きなものを見つけてみましょう。そして、どんどん自分を幸せで満たしてあげましょう。

満たされた人間は人から何かを奪うことや人を貶めるよなことをしません。

満たされた人のそばにいると優しい気持ちになれます。

そうして、愛は広まっていきます。

たくさん、たくさん、自分の心の声を聴いてあげましょう。


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