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【令和4年度 金鷲旗・玉竜旗高校柔剣道大会】大会運営用の通信環境を提供しました

こんにちは。ギガプライズです。

前回は、ギガプライズが提供している「集合住宅向けISPサービス」をご紹介しました。

でも実は……
「集合住宅」だけでなく、他にもギガプライズの可能性を広げるための取り組みを始めています。
今回は、その一つをご紹介します。


高校柔剣道の熱い夏「金鷲旗・玉竜旗」

皆さんは、「金鷲旗きんしゅうき」「玉竜旗ぎょくりゅうき」というスポーツ大会を知っていますか?
なんだか強そうな言葉ですが、柔道や剣道をやっている方・やっていた方は、ご存じではないでしょうか。

正式名称は「金鷲旗高校柔道大会」「玉竜旗高校剣道大会」。全国各地の高校から毎年約1万人の選手が参加する、「春の全国大会」「夏のインターハイ」と並ぶ、歴史ある柔道・剣道の大きな大会です。

令和4年度 金鷲旗高校柔道大会のようす(提供:西日本新聞社)

昨年と一昨年はコロナ禍で中止となってしまいましたが、今年は3年ぶりの開催となり、男女合わせて1,197チームが福岡市の照葉積水ハウスアリーナに集結。7月22日から29日までの1週間、熱戦を繰り広げました。

白熱した戦いが繰り広げられました!(提供:西日本新聞社)

金鷲旗・玉竜旗は、5人制勝ち抜き戦でのトーナメント方式による大会で、会場では10試合が同時に行われます。そのため、今年の試合数は柔道・剣道合わせて、なんと1,097試合

令和4年度 玉竜旗高校剣道大会のトーナメント表。膨大な試合数です

膨大な試合数になるため、各試合の選手の登録・変更、審判員の登録、結果の記録など、試合データの管理が大会運営の要となります。
この大会では、大会運営サービスを活用して全試合のデータをネットワーク上で管理。それぞれの試合情報を各試合場に設置されたモニターにリアルタイムで映し出し、試合をスムーズに進めました。

このネットワークを提供し、大会運営をお手伝いしたのが、
ギガプライズです。


ギガプライズが、大会運営を支える通信環境を提供

大会運営サービスで使用するデバイス(タブレット)は、各試合場の近くにいる記録係が持っているため、アリーナ全体にWi-Fiの電波を行き届かせる必要がありました。

ギガプライズの社内エンジニアチームは、会場の規模や用途に合った最適な機器とその数、設置の場所・方法を慎重に検討・協議。その後、ルータやスイッチ、Wi-Fiアクセスポイントなどのネットワーク機器のキッティング(設定)を行うなど、準備を進めました。

Wi-Fiアクセスポイント設置のようす
 ネットワーク通信量(トラフィック)のようす

大会の数日前には、ギガプライズグループのギガテックのスタッフが設置工事を実施し、ギガプライズのエンジニアチームも現地入り。大会期間中、「Wi-Fiにつながらない!」「応答がない!」などのトラブルに対応するため会場に待機し、通信速度や送受信量などを監視しながら、必要に応じて調整を行いました。

これまで培ってきたネットワーク構築の技術を活かしたサービス提供を行い、期間中は大きな不具合もなく、大会運営をサポートすることができました。


コロナ禍で3年ぶりの開催となり、参加した学生の皆さんはもちろん、大会運営事務局の皆さんや応援していた皆さんにとって、心に残る大会になったのではないでしょうか。
ギガプライズとしても、初の大規模スポーツ大会へのサービス提供ということで、改善点も含めて新たな知見を得ることができた取り組みとなりました。


社会全体のデジタル化が進み、基盤となる通信インフラの重要性が高まる中、ギガプライズは、これからも培った独自のノウハウを最大限に活かして、デジタル社会の基盤構築に貢献していきます。

(この記事は2022年8月時点の内容です)

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