予備校に通う金がないお前へ①
独学で戦える?
公務員試験を受験するとなると①予備校に通う②大学等が提供している講座を受講する③独学で頑張る の3つが選択肢になってくると思います。
中でも、公務員を専願で目指すのであれば①か②を選択する人が多いのではないでしょうか。公務員試験は科目数がバカ多い上に情報収集もかなり大事になってきますから、これらを解決してくれる予備校等に通うというルートはとても魅力的に思えます。そう、高額な費用を除けば────
そういうわけで、予備校に通うお金がない(親に借りるという選択肢も使えない)のであれば、当然ながら独学で目指すことになります。でも安心してください。独学でも合格することは十分に可能です。
参考書 なに使う?
基本的には市販の参考書と問題集を使って勉強することになります。これらも買いそろえるとなるとそれなりにお金はかかりますが、予備校に行くよりは段違いに安いので頑張ってバイトしてください。
私が勉強に使っていた参考書は、主に
・公務員試験スーパー過去問ゼミシリーズ(実務教育出版)
・公務員試験スピード解説シリーズ(実務教育出版)
・過去問500シリーズ(実務教育出版)
・公務員試験速攻の時事(実務教育出版)
・公務員試験解法の玉手箱シリーズ(実務教育出版)
です。
ご覧のように、独学で目指すとなると実務教育出版さんにかなりお世話になると思います(まわし者じゃないですよ照)。
次に、これらをどう使ったのかざっくり紹介しようと思います。
参考書の使い方
専門科目
まずはスピード解説を使って基礎となる知識を頭にいれておきましょう。だいたい2周もまわせばそれなりに定着すると思います。大学で履修している科目があればここは飛ばしてもらっても大丈夫です。
次に”スー過去”をまわします。この段階が一番大事なのでしっかり力をいれてこなしてください。特に目安などはないので、何周もまわして問題の答えを覚えてしまうぐらいやってもらうといいと思います。
本番のだいたい1ヶ月か2ヶ月前には過去問500に着手できるようにしておきましょう。時間を計りながら解いてみるのがおすすめです。
勉強時間の目安ですが、専門科目は平日で4時間、休日で6時間ぐらいを継続してやるのが理想です。何曜日はこの科目とこの科目・・・という風にローテーションを組んでこなすといいですよ。逆に、毎日全部の科目を一気にやろうとするのはおそらく頭に入らないのでおすすめしません。
教養科目
教養科目で一番力を入れるべきはやはり数的処理です。得意不得意が分かれると思いますが、教養の中で一番配点が高いのでしっかりこなしてください。まずは玉手箱で解法を身につけつつ、覚えだした段階でスー過去などの問題集をバリバリ解いていくのがおすすめです。
しばらく放置すると鈍ってしまうので、2日に1回はしっかり解く時間を設けるといいです。
文章理解については、普通に読解する分には問題ないのですが、整序問題もあるのでこちらは慣れが必要です。現代文については正直ちょっとやればできるようになるので、どちらかというと英語に重きを置くといいでしょう。
人文・自然・社会科学についてはあまり時間をかけるのは得策とはいえません。範囲が膨大な割にはそこまで得点につながらないからです。私は数的処理が平均で3問程度しか正解できないほど苦手だったのでここで点数を稼いでいましたが、できるなら数的処理で点数を稼いだほうがいいです。絶対です。
さて勉強時間ですが、これは専門科目をやったあまりの時間でコツコツやっていく感じでいけると思います。ただ、苦手であれば時間をかけてみるのもいいかもしれません。
模試いる?
余裕があるなら受けてみてもいいかもしれません。私は一度も模試は受けませんでしたが、特に不利には感じなかったのでそこまで重要ではないかもです。
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