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TOEIC:モデルルート④600までの文法
TOEICの勉強の全体像、満点へのルートを示す4回目、今回は600レベルまでの文法です。ここで言う文法は、Part5の穴埋めだけでなく、リスニングや長文をちゃんと正しく自信を持って理解するために必要なルールを含めます。となると、実は800程度で伸び悩む人にとっても、文法を見直すと弱点が浮き彫りになるケースが多々あります。
![モデルルート.001](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/61335488/picture_pc_3b7da2226d1bd806e6560427367e1b12.jpeg?width=800)
文法、実は単純と叫びたい
文法は覚えることがたくさんあるから嫌い
↑のように思っている人に、実は単純です、と大声で叫びたいのがこの記事です。このページのスクロールした一番下は「以上でTOEICに必須項目の基礎は終了です」です。分厚い参考書を制覇しなくても TOEIC満点は可能です。恐れることはありません。どうせ、いつも同じことしか聞いてこないテストです。
それを究極にまとめると文法でやるべきことは次の4点に集約されます。
![モデルルート.002](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/61315166/picture_pc_a3c0bf1535ae3287761b90bad5af60c7.jpeg?width=800)
4点は具体的にどんな勉強をすればいいのか、以下で、やるべきことを単純に提示します。さらに詳しいことは全て、過去の一つの記事↓で確認いただけます。
(1)品詞の区別
✅単語を見て品詞がわかる。接尾辞を説明できる
品詞の区別は接尾辞を見るだけの視力検査です。英語力や文法力などと言うほどのことではないので、名詞・形容詞は代表的な接尾辞を5個程度覚えておくべきです。
✅それぞれの品詞をどのように使うかを説明できる
「XX詞はXXXの時使う」と説明できること。例えば、形容詞は使い方が二つしかありません。名詞を修飾するときが一つ。もう一つは・・・?
品詞なんていっぱいありません。名詞・形容詞・副詞・接続詞・前置詞が説明できれば完了。
✅修飾のルールが説明できる
形容詞的用法、副詞的用法という、たった二つで英語の修飾ルールは全て片付きます。その二つだけ我慢して覚えると、さらに難しい事項、例えば関係詞や不定詞、分詞などでも同じ規則だとわかり、グッと楽になります。
(2)動詞活用
✅時制と受け身が確実にわかる
beenやbeing、must haveなどを自在に使いこなし、リスニングのスピードで確実に理解できますか? 現在完了と過去完了でうっかりしませんか?
そんな穴を発見する問題が↓です。
![新文法入門1動詞.001](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/61244215/picture_pc_41befbb0d8ac63eed5edc92ec26c8fb0.jpeg?width=800)
I had been studying English from morning to night yesterday.
It has been raining since last night.
受け身はどうでしょうか?
![新文法入門1動詞1.001](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/61244312/picture_pc_39373aa0b9d2c5759a51db4e17e8698c.jpeg?width=800)
この補足解説は↑のリンクの動画にあります。
✅使役動詞など特徴的な動詞の使い方が説明できる
例えば [make 人の目的語 原形動詞]など並べ方が重要。特にリスニングpart3/4やpart6/7の長文の間にしれっと出てきて、その箇所が設問になったりします。これらの事例も上記のリンク先から辿ってください。
(3)接続詞・前置詞・接続副詞
✅同じ意味の単語でも、品詞の違いが説明できる
例えば、日本語の接続詞「しかし」は、but(接続詞)になったり、desptie(前置詞)になったり、however(副詞)になったり。
✅長文読解の鍵になる表現が説明できる
これは、”Signal Words”と言われます。
Signal Wordsについてちょっと補足&脱線:ネイティブの子供たちは小学校で絶対に勉強する基本なのに、なぜか、日本の英語教育では取り上げられません。TOEICは、日本人ではなく、ネイティブが作った問題ですから、彼らの小学校風の問題、つまり、このSingal wordsの概念を使った設問がやたら多いのです。ざっと軽く、数十問。これだけで数百点のスコアになります。と言うと、嘘っぽく響いていると思うので、公式問題集などで試してください。本当だとわかるまで見直してください。なんでこんな大事なことを国をあげて叫ばないのか。詳しくは、↓リンクでご確認ください。
(4)分詞・分詞構文・関係詞
✅色々なing(動名詞・分詞・分詞構文)の違いが説明できる
文法で一番難しいのはこの点でしょう。でも、単純に理解できます。そのコツは動名詞・分詞・分詞構文の違いが、意味ではなく使い方だとわかっていること。動名詞=名詞的に使う・分詞=形容詞的に使う・分詞構文=副詞的に使う。結局、動名詞・分詞・分詞構文の違いは、名詞と形容詞と副詞の違いと同じ。
そう分かれば、使い方は単純なので、覚えることも単純です。要は単純な勉強で一番難しい文法項目を制覇できます。
✅関係代名詞と関係副詞の違いが説明できる
関係代名詞whichと関係副詞whereはよく混乱しますが、意味の違いではなく使い方が違う。色々なingの動名詞・分詞・分詞構文の違いと同じコンセプト。結局は、代名詞グループと副詞グループ。
まとめ
以上でTOEICに必須項目の基礎は終了です。4つの項目とはいえども、結局、品詞の使い方であることに気づくと思います。品詞の基本ルールがわかればグッと楽になるのです。
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