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圧倒的な開発スピードで実現する「顧客視点」のDX。CTOに聞く、ギフトパッドの開発スタイル

オンラインギフトプラットフォームを主軸に、ギフト・クーポン・ノベルティなどのDX化を促進してきたギフトパッド

法人向け・自治体向け・個人向けに多彩なサービスを展開し、今では全国300社以上の企業様・自治体様に当社のプラットフォームをご利用いただいています。

そんな急成長中のギフトパッドを支えているのが、各種プラットフォームの開発から運用まで、幅広く業務を担う「システム本部」です。

時代に先駆けた独自のサービスを、スピーディーに開発できる秘訣はどこにあるのか。そして、開発組織を運営する際に大切にしていることは何なのか。CTO・近村 晶央に、詳しく話を聞きました。

ビジネスはタイミングが命。お客様のニーズに最短で対応

——ギフトパッドの開発組織について教えてください。

「ギフトやクーポンなどのDXを通じて、企業が抱える課題解決や自治体の地域活性化に貢献する」というミッションに向けて、様々なITシステムを開発しているのがシステム本部です。

2023年2月現在のメンバー構成は全14名。「基幹システム部」「法人システム部」「公共システム部」の3部門で構成されています。

システム本部では、現在、各サービス開発のベースとして使ってきた既存の基幹システムから、新しい基幹システムへの移行に向けて動いています。この新システムの構築を担うのが「基幹システム部」です。

事業規模の拡大・サービスの多様化に伴い、その都度、部分改修や機能拡張を繰り返してきた既存システムから、より柔軟に拡張・改修対応ができる新システムへ。現行のサービスを止めることなくフルリニューアルできるように、細やかな社内調整を重ねながら、ゼロベースのシステム構築に取り組んでいます。

企業のお客様にご提供するシステムのカスタマイズや機能開発は「法人システム部」の管轄です。また現在、ギフトパッドでは自治体向け各種プラットフォームの開発・運用にも力を入れており、こちらについては「公共システム部」が担当しています。

法人システム部・公共システム部ともに、基本的には1つのプロジェクトにつき4~5名体制。他部署やパートナー企業と連携して取り組むプロジェクトの場合は、10名以上になります。

——ギフトパッドの開発部門の特徴はどこにあるのでしょうか?

圧倒的な開発スピードは、当社の大きな強みだと思います。一般的な開発会社と比べ、提案から納品までの動きがかなり速いんですよ。そのため、要件定義の段階から入念に機能の優先順位を検討し、最速で納品できるスケジュールを考えています。

私たちがスピードにこだわる理由は「お客様のビジネスチャンスを逃さない」ため。必要なタイミングで確実にご提供できなければ、サービスの価値は半減してしまいますよね。

当社のサービスは、売り切りのパッケージ製品ではないため、「完璧なシステム」を追求して時間をかけすぎるより、最低限の機能であっても「まずは世の中に出して使っていただく」ことを大事にしています。

一度形にして実際に運用してみると、お客さまも、私たち自身も、追加で必要な機能や導線を発見できるもの。その現場の声や気づきをもとに、どんどんブラッシュアップを重ねていく、というのが、ギフトパッドの基本的な開発スタイルです。

一方で、どれだけ開発スピードが速くても、品質面の問題が多くなっては、お客様にもご迷惑をおかけしてしまうため、本末転倒です。開発部門として「QCD(クオリティ・コスト・納期)のバランス」を常に強く意識しています。

——ギフトパッドの「お客様のニーズに素早く応える姿勢」は、開発部門にも浸透しているんですね。

そうですね。お客様からのご要望をきっかけに新サービスをつくる機会も多いですし、その際には、積極的に新技術も取り入れています。

「一人ひとりがベストパフォーマンスを発揮できる」環境づくりのポイント

——スピード重視の案件が多いとなると、やはりメンバーにはハードワークが求められるのでしょうか……?

もちろん開発の中では、楽しさだけではなく、大変なこともあります。ただ、それは超過労働のような力業で解決すべきものではないと考えていますから、安心してください(笑)。

メンバーの負荷を最小化し、一人ひとりのパフォーマンスを最大化できる開発組織であるために、CTOの私としては、以下3つの点に気を配っています。

〜開発組織づくりのポイント〜
①属人化を防ぐ
②働き方の自由度を高める
③メンバーの“やってみたい”気持ちを尊重する

1つ目は「属人化を防ぐ」こと。

システム開発は専門性が高いため、業務の属人化が起こりやすい分野です。しかし、特定の担当者だけが業務の進め方を知っているような環境では、個人の負荷が大きくなる一方ですよね。

そこで、組織内に同じ業務ができる人をつくり、協働することを徹底。属人化を防ぐことで、部署全体の技術力の底上げにも努めています。

2つ目は「働き方の自由度を高める」こと。

日々、みんながそれぞれの想いをもって開発にあたっている中で、過度な規制やルールの縛りは業務効率を下げるだけです。

むしろ組織は一人ひとりがベストな環境で働けるように、選択肢を増やすべきだと思っていて。ですから、フルリモート・出社も「業務効率重視」で自由に選んでもらっていますね。

また、プライベートが充実していなければ、仕事でもパフォーマンスは出にくいもの。メンバーがしっかり休みを確保できるように、業務の割り当てなどを調整しています。最近は子育て世代も多くなり、男性で育児休暇を取得するメンバーも出てきましたね。

3つ目は「メンバーの“やってみたい”気持ちを尊重する」こと。

当社では「こんな新しい技術を使えば、もっと効率が上げられるのではないか」と、よくメンバーが改善案を考えてくれるんですよ。

こうした「変えたい」「これをやってみたい」という思いは、本人の成長につながる素晴らしいチャンス。興味のある領域での新しい挑戦を、積極的に応援しています。

新たな仲間と共に、新たな挑戦を続けていく

——これから、どんな開発組織をつくっていきたいですか?

新しい技術や提案をどんどん取り入れて、常に組織をアップデートしていきたいですね。

情報や技術の変化が激しい時代において、思いきったチャレンジがなければ、間違いなく組織や会社の成長は止まってしまいますから。

「既存の方法にとらわれない創意工夫」という当社のカルチャーを伝えるものとして、開発部門全体に掲げているのが「エンジニアの心構え」です。

なんとなく働くのではなく、いつも“何のためにやるのか”を意識すること。そして新しいことにチャレンジする柔軟性と、たとえ失敗してもそこから得た学びを次につなぐ気持ちを忘れずに業務に取り組んでほしいですね。

——最後に、近村さん自身がギフトパッドに入って実感した「開発者としてのやりがい」について教えてください。

システム開発においては、ユーザーが特定の企業や業界内に限定されている場合も多く「自分のつくったものが実際にどう使われているのかが見えにくい」と感じるエンジニアも多いと思います。

しかし、ギフトパッドなら友人や家族など「身近な人に使ってもらえるシステムを、自分たちの手でつくりあげている」という喜びを日常的に感じられる。そこが個人的に最も嬉しいところです。

「多くの人が使う自社サービスをつくっている会社で働きたい」「人に喜んでもらえるオリジナルなサービスをつくりたい」という方にとって、最高の環境だと実感しています。

この点で「自分の価値観や将来のビジョンにマッチしているかも!」と感じたエンジニアの方と、ぜひご一緒したいですね。意欲ある皆様からの応募をお待ちしています!

ギフトパッドでは、一緒に働く新たな仲間を募集しています。ご興味ある方は、以下よりご応募ください!

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