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子どもと一緒に小学生


小学6年、2年で、公立小学校に所属している我が家の子どもたち。
基本はフリースクールで過ごしつつ、今年度から小学校にも週に1度通い始めた。

その小学校も今週火曜日から休校に。

学校から持ち帰ってきた中には、お手紙と学習用のプリントが。
お手紙の内容、色々あるけれど簡単に言うとこんな感じ。

「おやすみと言っても休みではなく、自宅学習です。授業時間中はお家で勉強させてください」

こどもにも、学習プリントが渡されているのだけれど、私自身、そもそも学校の勉強はとても苦手だったので、子どもに勉強させたいと言う思いは全く湧かず・・

我が家は通常通り、お家やフリースペースで楽しく過ごすことに。

ただ、きっかけがあって、やり方さえ選べたら学ぶってすごく面白いなあって改めて思う。
私は小中学校では授業がチンプンカンプン、その後補習することなく、大人になったので、小学校の知識が皆無。

子どもたちの学びに合わせて私も一緒に学んできたし、今まさに、息子の脳科学学習塾での学びに合わせて、私も小学生をしている。それがすごく楽しいので、ちょっとnoteに描いてみようかと思います。

先月から始まった新しいクラス、理科は人体がテーマ。
2月は消化器、3月は心臓と血液。

息子と一緒にテキストを読みながら(息子は歌いながら?)へえーと全体をなぞり、あとは動画とか図鑑とかを引っ張り出してきて、色々な角度から深めてく。

私は文字に弱い。
基本、固有名詞と、ずらっと並んだ文字、言葉だけだとチンプンカンプンになってしまうので、やっぱり映像と動きと耳からの情報が学びの鍵。

そんなわけで、人体についてわかりやすい動画ないかなーと思って調べてみると、学生時代から大好きだったNHKの番組10minボックスを発見!
消化器でも心臓でも血液の流れでも、アニメーションと内視鏡の映像も交えて、各器官の働きをとってもわかりやすく説明してくれる。

https://www2.nhk.or.jp/school/movie/bangumi.cgi?p=general&das_id=D0005110142_00000
こちらは内視鏡でとった映像も。
ちょっと怖いけれど、よくわかる。
https://www.youtube.com/watch?v=uVvzK-KbbFQ

もちろん、いのちをつなぐために、毎日食を意識したり、身体を整えたりはするけれど、意識してなくても働いてくれている内臓器官について、詳しいことは知らないまま45年。

しみじみ調べて知るにつけ、こんなすごいことが身体の中で起こってたんだ〜と感動。

例えば、消化器のことを学んでからは、食事をしていても、
「今食道通ってるんだなあ。」とか
「あ、大きいまま飲み込んじゃった。胃で溶かしてくれるかな・・?」とか
食に関しては結構意識的な方だけれど、食べ方については普段ほとんど意識してなかった。でも、働きを具体的に知った今、もうちょっと砕いてから胃に送ろうなんて、身体の働きを助けるようなことをしたり、全体のつながりの中でもっと意識的に捉えて行動している自分がいる。

次に社会。今月は色々な漁法。これもまた面白い気づきがたくさん。

テキストに載っていた色々な漁法、動画で見てみようと調べていくとこんなYouTubeチャンネルが。
小豆島の自然と漁業をこよなく愛する、小豆島の漁師はまゆうさん
https://www.youtube.com/watch?v=9zXhkAM-MBE

なんと、チャンネル登録者数6万人てびっくり。
面白いし、漁師生活や漁師さんの食べているご飯、漁業のことが新鮮。
息子は色々な漁法に感動しつつ、お魚食べられるのは漁師さんのおかげなんだねー、実際漁するところ見たいなーと言っている。

私の小さい頃にはまだ少なかったこう言う動画や配信サービス。今はとっても充実していて、学びかたも色々選べるし、自分のペースで自分の知の欲求にしたがって深めていけるし、聴覚&感覚ちゃんな私には本当にありがたい時代。

私にとって、主体的な小学学習は今が人生初だけれど、高校ー大学と経てくる中で、素晴らしい先生との出会いから、自分の感覚特性とかしっくりくる方法はなんとなく知っているので、興味と足がかり、きっかけさえあれば、割と学ぶのは楽しい。

うちの子どもたち。
勉強を強いるとか、多分これからもない。
それは自分の経験を通じて、本人の気が向いていないのに無理にやらせるほど双方エネルギーロスが著しいから。

ただ、小学校の学びは自分が体験してみて、私たちの身の回りの大切なことが詰まっているので、興味を持ってくれたらいいなと思う。

そのために、子どもたちと一緒に学びを楽しんだり、日々の暮らしや自然の中で感覚や心が動く様々な体験をたくさんしたり、その中で知識と体感をつないだり、自分の感覚特性(優位器官)と、自分なりの学習方法だけは習得できるよう、自他の手をかりながらサポートしていきたいなと思う。

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