スキップができない×発達障害×できない視点
こんにちは。公認心理師のゆたかです。相変わらず、月末の講演ネタを考える日々です。今日もネタづくりにお付き合いください。後、10日・・・
私、今でこそ専門家として活動していますが、実は自他共に認める凸凹人間です。学校を辞めたこともありますし、不登校になったこともあります。テストも苦手だったし、先生には怒られてばかりでした。親にも「育て方を間違った」と言われる始末。
いろいろ苦手なことがありますが、運動が特に苦手。マットは前周りができないし、泳げない。極めつけはスキップができない。
「できない」をネガティヴにとらえる人って多いですよね。教室の子どもたちともディスカッションしたんだけれど「できない=役に立たない」と思い込んでいる人が多いんだと思います。でも、私がスキップをできるようになったら、この鉄板ネタは使えないわけで、デメリットのほうが大きい。できないことが役に立っている。
43年、できない世界の住人してきて感じるのは、「できない場所からの視点は社会にとても役にたつ」ってこと。
経営者のお話とかを聞くと、「自分のできない」から発想を得ている人がたくさんいる。できないを否定的に捉えて、子供のできないに注目した子育てをすることはその発想の種を潰していくことにもなりかねない。
できるも良いけれど、「できない」も役にたつ。これを思うだけで、子供達と関わるときの気づきが何倍にもなります。おすすめです。
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