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ねむい生活④

2週間して睡眠時無呼吸症候群(SAS)の結果を近所の睡眠外来をしているクリニックへ聞きに行った。結果は、SASではないです、とのことだった。

私の検査結果と比べて見せてもらったSASの患者さんの呼吸はびっくりするくらい止まっていて、酸素濃度もそれに対応してがーんと下がっていた。それに比べて私のデータはそんな気配もなく穏やかなグラフだった。

SASではなくてよかった、というより、じゃあこんな眠いのはなんでなのよと疾患名がつかないことに少し悲しくなってしまった。担当の先生にもちょっと涙声で毎日が眠すぎて不安な気持ちをぽつぽつと話しながら、でもすぐに冷めた気持ちで、この先生の専門は睡眠全般でもないし、ましてや精神科医やカウンセラーでもないし、呼吸器の先生だよね、仕方ないよなあと考えている自分もいたのを覚えている。

同世代の医者に(彼は呼吸器内科でも脳神経外科でも精神科でもない!)違ったよと伝えると、「でもそうだと思うんだけどなあ」と返事が返ってきた。なんじゃい。振り回されてる私も。

……

結局その後も色々調べたが、セカンドオピニオンで他のクリニックに行くのも興味がなくなってしまっていた。そんな時、大学時代からの友達と話している中で、友達の働いている会社では昼休みに上司も部下もみーんな各自デスクで昼寝をしていることを教えてもらった。昼寝用の枕を使っているとも。

それいいじゃん!

影響されやすい私はパックマンのゴーストのような昼寝用の枕(頭が割と高めで伏せられるのと、低反発でゴーストの足のところに腕を入れられるので腕が痺れない!)を早速購入した。今では昼ごはんの後に枕をそろそろと出して20分のお昼寝タイムにしている。

左右にいるのがパックマンのゴースト


お昼寝の習慣が功を奏してか前ほど午後の眠気は無くなったが、うまく昼寝ができなかった午後はやっぱり眠い。私の眠気との戦いは続くのである。


終わりです。最後までお読みいただきありがとうございました!

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