推しは推せる時に推せ…?

皆さんこんにちは。

普段はアイマス関連の記事を書いていますが、今回は直接関係はないです。
でも推しがいるオタク全員に関係することなので、間接的には関係あるのでまあいいでしょう。

「推しは推せる時に推せ」

オタクの界隈で頻繁に聞く単語だと思います。
検索してみたら、以下のような意味が出てきました。

自分もこの言葉を聞いて、推しがいるうちに沢山推さねばと半ば強迫観念に囚われている時期もありました。
ただ、最近になって気づいたことがあります。

いうほどか?と。

自分の過去を振り返ってみました。
自分の人生初めてのアイドルの推しは、AKBグループ(SKE)の子だったのですが、卒業した今も女優として活動しており、何ならSNSで毎日見かけます。
当時の推しは何人かいて、芸能活動を引退した子もいますが、こちらもなんやかんやでSNSなどを通して今でも近況を把握できています。
バンド、ミュージシャンに関してはアイドルよりもっと長いことファンをやっているグループがありますが、どこも健在です。
なんならファンになった途端活動休止したバンドがいたのですが、最近になって(おそらく大人の事情ですが)再結成してまた新曲を出しています。

自分の場合完全に目の前からいなくなった推しってほぼいないんですよね。
これは人によるとは思います。
地下アイドルを応援している人なんかは頻繁に推しがいなくなる経験をしているのかもしれません。
でも、世の中の多くの人はそれなりに人気のあるグループや個人を推すことが多いんじゃないかと思います。

こう考えてみると、推しが消えることに怯えることって飛行機の墜落事故に怯えることと似ているなと思いました。
飛行機って自動車などより圧倒的に事故率は低いのに、怖いと思う人は多いですよね。

じゃあ推し活における自動車事故ってなんだろうって話ですが、普通にオタクの心変わりで関心が薄れてしまうことだと思います。
自分の場合、推しを応援できなくなる原因ってほぼこっちですし、誰にでも日常的に起こりうることですよね。
もっと魅力的なコンテンツをみつけた、推しからの供給がマンネリしはじめた、仕事が忙しくて推し活に割く心の余裕がなくなったなど、いろいろな理由はあると思います。
なんなら今問題になってるジャニのように、完全な横やりによって推し活に水を差されることも珍しくはない気がします。

どれも推しは元気に活動しているのにオタク側が離れて行ってしまう場合ですが、客観的に見てオタクは悪くないです。
趣味の世界なので好きなものだけ楽しんでいればいいというのが一般論でしょう。
でも自分もそうなのですが、オタクなら謎の責任感を感じて推しから離れることに罪悪感を抱くものです。
中にはイベントに1度行けなかっただけで謝罪のお手紙を送るオタクもいると聞くので・・・。

ここで一度冒頭の言葉に立ち返ります。

「推しは推せる時に推せ」

これは「推しが目の前にいるうちに推しておけ」
ではなく
「お前に推しを応援できる気持ちがあるうちに推しておけ」
という意味の方がより一般的なんじゃないかと思うんですよね。

理由は様々ですが、オタク本人が推しを応援できる気持ちがある期間の方が、推しが健在である期間よりも圧倒的に限られるということです。
推しが一生活動していたとしても、オタクが一生推していられることなんてほとんどないといっていいと思います。
だからこそ、気持ちが熱いうちに推しはいっぱい推しておくべきだなと思いました。
今の熱い気持ちを推しに届けられるのは今の自分だけなので。
今のうちに一生分推しを推しておけば、推しから離れる時も「やれることはやったんだ」と多少気持ちが楽になるはずです。
推しがいなくなる前に~という悲壮感と共に推すよりも、この方がポジティブでいいような気がします。



今回のまとめになりますが、
オタクの皆へ、推しが消えることを気にする前に今をめいいっぱい楽しもう!
ということです。



ただ、今年の自分がそれを実行した結果、イベントが多すぎて一生預金残高が減り続けています・・・。
口座の中身だけはちゃんと確認しましょう・・・・。


以上です。

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