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他者と同じ=無価値
私が、人生で初めてOB訪問をした際のことを書きます。
私自身の就職活動においてターニングポイントになったものです。
OB訪問は相手の印象に残ってなんぼ!!
大学のコーチに頼み、7大商社の中の1社で現在も働いている方とお話をさせて頂く機会を設けてもらった。
私自身、人生初のOB訪問だ。会社の企業研究を行い、就活サイトも利用しネットに載っているOB訪問の際の質問内容をワードにメモし準備万端。
いざOB訪問。時間は1時間。
相手の方は、20代後半、直近2年ほどシンガポールで、主に事業投資をメインに働いている。軽くお互いに自己紹介をし、早速質問をしていく。
「なぜ総合商社を志望したのですか?」「なぜその中でも、この企業を選んだのですか?」「実際の業務内容は?」等、メモしておいた質問を伺い、30分ほど経過した時だった。
相手の社会人の方から、
「もっと本心で、ぶっちゃけて聞きたいことはないの?」
「あなたが聞きたいことは、こんな誰でも聞けるマニュアルに沿ったような質問なの?」
「それじゃあ他の学生と変わらないね」
そう言われた。
私は軽い衝撃を受けた。死角から殴られたような言葉だった。
私は、OB訪問を上手くこなそうとばかり考え、ネットで出回っている当たり障りない質問ばかり用意し、本心で相手と向き合っていなかったのだ。
これでは、ネットの人がOB訪問をしているのと同じこと。
私自身の付加価値が何もない。
相手の印象に一切残らない。
大切なのは、いかに相手に刺さる質問を自分なりの言葉で伝えることができるか。そのことに私は一切気づいていなかったのだ。
それから、大して本質的な質問は思い浮かばないまま進み、今回のOB訪問の改善点のお話へと移っていった。
相手の社会人の方からズバッと的確なコメントを頂いた。
「自己表現が足りないよ。今僕は、あなたのことを何も知らないもん。」
「もっとも話を聞くだけじゃなくて、自分の意見を話したり、アピールすることが大切だよ。」
「それができない原因は、自己理解が浅いからだ。」
「OB訪問した相手に、どれだけ『君いいね』と思われるかが大事なんだよ。どれだけ相手の印象に残るか。いかに自分を売り込むか。他の就活生と同じようにしているだけでは、君はESや面接というふるいにかけられた時、簡単に落とされる。受かる為には、学生が横一列に並んでいても、その中で突出して輝ける人材になりなさい」
全ての言葉が、私には刺さった。
OB訪問というのは、インターンや集団座談会ではない。
1対1だ。どれだけがめついたって構わない。自分の話もせずに、ただ話を聞くだけで、爪痕も残せず終わるのなんて嫌だ。相手の方が、私と一緒に働きたいと思わせられるようになりたい。君いいね、と言われるような輝いた人材になりたい。
これからは、いかに自己アピールできるか。初対面の方に、私の魅力を100%伝えられるように、自己分析を行っていきたいと思う。
ただこなすように就活をしていた私にとって、とてもいい刺激だった。
最後に、沢山の社会人と話し、沢山の面接を受けることによって、人間的にも磨かれ、自己アピールも上手くなるよ。とアドバイスを頂いた。
これからは、たくさん行動して、たくさんの人と会って、自分自身を成長させていきたいと思う。
私の初めてのOB訪問の話を最後まで見て下さりありがとうございました。
要するに、就活は、相手の印象に残ってなんぼだよ。というお話でした。
現在就活を行なっている方、共に頑張りましょう!
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