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私は精神科医に「クレージーだね」と言われた男です。

自らの理想に心酔した、狂気スレスレの人生
自分の利益も家庭も、全てを犠牲にし、保存本能すら気え失せた。
理想への殉教こそが唯一の報酬

今から、20年以上前、日本という国は、亡国の淵に立っていました。

私は、致死量の睡眠薬を飲んで、自殺を図りました。

で、精神病院に入れられてしまいました。

ある日、精神科副医院長と面談

私は、「すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。」
「すべて国民は法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない」

「この、日本国憲法13条と14条は、互いが、互いに反するというものではなく、一方が、一方にとって、必然であり、全体として、一つの生命が成り立っているのである。」

「思想及び良心の自由は、これを侵してはならない。」

「信教の自由は、何人に対してもこれを保証する。」

などと、ブツブツ言っていたら、その精神科医は、こう、言いました。

「クレージーだね。」

ああ、精神科医にクレージーと言われるとは・・・・・

その後、その精神科医は、こう言い直しました。

「いや、あついって事だよ・・・・・」




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