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HSPについての論文と自分の経験をもとにしたお話し


一応【注意】
少し学術的な話もしていますが、私自身の解釈自体も間違っている可能性が大いにあります。いつも以上に鵜吞みにせずに読んでいただけると幸いです。

HSP(繊細さん)は、学術的に言うと環境感受性が高い人で、環境感受性はほどほどに持っている人が一番多くて、環境感受性が高い人・低い人が同程度存在するという「正規分布」になっているらしい。

だから、自分と同じくらい環境感受性が高い人を見つけるのが難しいと感じたり、5人に1人と言われるのは、多くの人が自分よりも感受性が低いと感じるからだろうと思う。

あと、定義的には、「良くも悪くも環境に影響されやすい人」のようだ。

確かに、実家暮らしの私は、母や姉がイライラしていると、よくわからないけど自分もイライラしたり、疲れたりする。

それに、自分が通っていた小学校、中学校は通っている人たちがあまり変わらなかったからか、ずっっと居心地が悪く、ひどい時には1年間毎日泣いて過ごしていたけど、直感で自分に合うなと思って選び、勉強を頑張って進学した高校では、とても楽しく過ごせた。

それに比例して、小中学校時代のおどおどした感じもなくなり、怖がらずに人と話せるようになった。ちなみに今でもその環境で得た感覚は活かされている。

そうやって、論文や研究者の方々のサイトを拝見しながら、自分の経験と照らし合わせて考えると、HSPの中にもいろいろな人がいて、横軸の右端(環境感受性が右に行くほど高いグラフで縦軸が人数のグラフだとして…)まで突き抜けていくくらい環境感受性が高い人もいれば、そこまでじゃないけど真ん中より少し右にいる人もいるのだろうなと思う。

おそらくそれがHSS型やHSEとして分類が巷でされていることに現れているのだろうし、行ったことはないから、間違えたことを言っていれば申し訳ないが、同じ繊細さんでも、繊細さの度合いというか、影響に対するダメージの大きさ、気づきやすさ、どの場面でその特徴が発揮されるかが違くて、共感できないなーとかそのような新しい見方もあるのか!と思うこともきっとあるのだろう。いわゆる非HSPさんと対面しているときと同じくらいに。居心地は繊細さん同士の方が少し良かったりとかはするだろうけど。

とにかくいろいろ調べると情報はたくさん出てくるし、具体的な話もたくさん出てくるけど、こういう心理学とか学術的なものが絡んでくる話題は、研究で分かり始めている抽象的な定義だけ覚えておけば、あとの具体例や具体的な対処法たちにたとえ当てはまらなくても、違和感を覚えても、自分の経験をもとに、HSPさん向けの対処法に限らず、様々な方法に目を向けられたり、自分なりの方法を編み出せたりするかなと思う。

あとは、自分の気質を知るためのものが、自分を縛り付けたり、自分自身でレッテルとして貼り付けて、視野を狭くして苦しめたりするものにならなければいいなと思うし、少し小難しい話の入り口にこの記事が鳴れたらいいなと思う。

論文を見た上での自分の解釈もまた書けたらいいな。

参考サイト
研究にもとづく信頼できるHSP情報のサイト|Japan Sensitivity Research



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