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【提案】地域に有益なオンラインマラソンにするために。

以下はこんなオンラインマラソンに参加したい!という妄想です。
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今日は土曜日、オンラインマラソン開催日。
10時スタートだから、7時に起きて準備を開始しよう。
朝ごはんはたっぷりと。
エネルギーチャージ完了。

今日参加するオンラインマラソンはいつもと少し違う。遠隔だけど、現地で行われるマラソンと同時刻に開催される。
TATTAで各自計測はするけれど、主催者が現地で実際に走るコースを配信してくれる。それを観ながら走る大会だ。

せっかくだから現地の熱を感じながら走りたい。映像を観ながら走るため、9時半には地元のジムに移動した。

(画像はイメージ)

ランニングマシンにスマホを立てかけて歩いて準備運動をしていると、配信が始まった。
現地の市長があいさつしている。スタートの場所にはランナーがたくさん。応援の人も集まっている。

こちらはオンラインだけど、高揚感が伝わってくる。

号砲が鳴る。
一斉に走り出したようだ。ライブ映像も少しずつ景色が動き出す。ランニングマラソンの速度を少しずつ速めた。

映像を通じて、現地の景色が見える。こちらの地元にはないスーパー、なじみのある居酒屋チェーン、カーディーラー。
市街地を抜けると海の風景が見える。風光明媚できれいなマチだ。


スタートから1時間ほど経って、良い汗が出てきた。あとひと踏ん張り。
沿道からの応援が聞こえてくる。子どもたちの声や、近くに住んでいそうなおじいちゃん、おばあちゃん。

給水所の横を通る。現地ランナーたちが喉を潤す。少し自分もランニングマシンを降りて、スポーツドリンクを口に含む。

あと少し。
周囲の現地ランナーの頑張りを見ながら、最後の難関とされる坂を登る。せっかくだからこちらも傾斜を目一杯つけて走ってみる。

最後はつらかったけど、
なんとかゴール!!🎉🎊
まわりのランナーたちも充実感ある表情であふれる。オンライン配信カメラに気づいて、手を振ってくれるランナーも🙌

今日の走行結果を申請すれば、ウェブ完走証が手に入る。
それよりも現地に行って、人との交流も生まれた気分になれたことが嬉しい。

景色を見て、人の表情をみて、行ったことのなかったこのマチが参加する前よりも気になってきた。来年は現地の大会にエントリーしてみよう。給食で出ていた地元名産も食べてみたい。
もっとこのマチを感じてみたくなった。
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オンラインマラソンって日々ランニングをする上でモチベーションアップにはなるけど、「現地」を感じられないことが多い。

オンラインでも、できる限りその地域の風を、雰囲気を届けてほしい。

新たな層にアプローチできる「オンラインマラソン」は自治体にとってもチャンス。
「マラソン」という目的を持って集まる人は、移住フェアに来る人とは異なる。

オンライン大会もアップデートしよう!
こんな大会なら、自分もどんどん参加したいなあ!

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