【考察】20代だった5年前より、ハーフマラソンが5分速くなった理由。
早いもので大みそか。
今年はハーフ2本、駅伝1本と、レース経験を積むことができた1年だった。
ハイライトは10月のフードバレーとかちマラソン。
3度目のハーフ挑戦で、初めてサブ2(1時間57分)を記録することができた。
6月のFビレッジハーフ(北広島市)では終盤に脚をつってしまい2時間20分台だっただけに、今の自分として快心のタイムだった。
要因は練習量と走りやすい環境。
この4ヶ月間のタイム向上について、理由は明白、ズバリ練習量の差だ。
単純に走る量が足りていなかった6月に比べ、10月のフードバレーとかちマラソン前は大会前に1時間走、2時間走を行えた。
アップダウンが少なく気温も低いフードバレーとかちマラソンは、走りやすい環境がそろっていたとも言える。
一方、今回の結果に疑問もある。
フードバレーとかちマラソンは2018年にも出場(この時が初ハーフ)。練習量は今回とほぼ同じくらいだったが、タイムは2時間1分台だった。2時間を切れなかった。
コースは後半が5年前と異なるものの、条件に差はほぼない。
なぜ31歳の自分は、26歳の自分を超えられたのだろうか。
びっくりするくらいに同じ練習量
当時の状況を整理してみる。
大会までの練習量を比較すると、
やはり大きな差はない。
いずれもハーフを走った10月に70キロ台、
9月は40キロ前後を走った。
8月は2018年の方が走っているが、
全体的に似た走行距離だ。
また大会前に10キロ以上を走った日は、
◯2018年
・3週間前に11キロ
・1週間前に20キロ
◯2023年
・2週間前に10.5キロ
・1週間前に20キロ
だった。
逆に言うと、これらの日以外は10キロ以上を走った日はない。やはり練習量に差はなさそうだ。
(というか、似すぎ?笑)
コースは後半が変わった
一方、5年前と異なる点として、コースの変更が挙げられる。
異なるのは後半部分。
5年前は往路で走った道を折り返して戻ったが、
現在は周回コースとなっている。
ただ正直な話、自分としてはどちらが走りやすいなどはない。
気温も極端に違いを感じるほどではなかったため、環境的な差は少ないと感じている。
「経験」の価値
結論、何が異なって、好タイムに繋がったのか。
それは自らの経験値である。
2018年をふりかえると、
後半に脚が重たくなり、ペースダウンした。
(17キロまで5分半/キロ。その後は6分/キロ)
大会に出た経験がなく、後半の走りが未知。
「ラスト3キロ、こんなに長いんだ…」というのが率直な気持ち。ぜんぜん余裕なしのゴールだった。
一方、北広島の足つりまくりの大惨敗を経て泣
レース想定がしっかりと立てられたのが、今回のフードバレーとかちマラソンだ。
●周りが速くても、1キロ5分半ペースを保持しよう。
●北広島で足が急に重たくなったポイントは13キロすぎ。
●15キロくらいの時点で脚が持ちそうだったら、サブ2達成いけるよ!!
●でも最後は結局きつくなる。多少のペースダウン、オッケーオッケー。
てな具合に、
21キロを探りながら走った5年前と比べて、
各地点の身体の状態を想定し、意識すべきことを理解しながら走れたのが今回だった。
話は少し逸れるが、
最近読んだ本に以下の記載がある。
これを読んだ時になんとなく腑に落ちた実感があった。
長距離マラソンの経験を重ね、「ある程度」のレベルに近づく中で、
「ハーフマラソン」に対する理解度が増していたのだ。
それによって最後まで、恐れずに、シンプルに走りに集中できたこと。
これこそ、サブ2という結果につながった要因ではないかと感じている。
まだまだ速くなれる⁉︎
マラソンというのはどんなに歳を重ねても、
しっかりとトレーニングを積むことで結果にも繋がることが多い。
実際に自分よりずーっと年上でも、タイムを更新し続ける人だっている。
まだ自分は練習を重ねきれていない。
月の走る量も、体の鍛え方も、もっともっと改善の余地はあるはずだ。
経験値はまた、自らの引き出しとなって助けてくれると信じている。
来年は、再びサブ2を目指したい。
ハーフ2時間切りの挑戦は、まだ「1勝2敗」だ。
PS
ついでにいうと体型の変化もあります。
18年 69.1キロ、体脂肪17.4パーセント
23年 62.8キロ、体脂肪14パーセント
一歳娘の子育てをしている今の方が過酷な生活(!?)のためか、体重・体脂肪は減りました🤭
体重が軽くなったことも、
多少なりとも結果に影響を及ぼしていそうです。
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