編入試験は学歴ロンダリングのビッグチャンスではなくなりつつある?


衝撃的な事実?

編入試験とは、少なくとも7,8年前であれば専門学校から京都大学に合格するなど、学歴ロンダリングのビッグチャンスそのものでした。編入予備校の説明会に学歴ロンダリング組を招待して、「この春から京大生の板倉(仮名)です。すみません嫌味ったらしい自己紹介で。」なんて語らうのが風物詩だったんです。しかし近年では専門学校どころか四大もAラン内編入(例:神戸大学経済学部から京都大学経済学部)が盛んになりました。いまや難関大編入は、一般入試で、受験する前(共通テストの結果)から自主的に不合格になって低い大学に流れたひとの墓場です。そのほんのひと握りが運良く合格者になります。編入予備校も学歴グランドスラムを応援するより、Aラン内編入を応援するようにシフトするんじゃないかな。筆者のようなFランが難関大に行きたがっても養分になるだけかなと思います。実際いまどきのFランはMARCH関関同立に合格したらジャイアントキリングとして自他共に激賞されます。

しかし日本全国の大学が足並みを揃えて難化するはずありません。いくらなんでも日本大学経済学部にTOEIC700点超えはこないだろう。難化傾向の真っ只中にあって全く難化しない、難化傾向の負け組大学とはどのあたりの大学からなんだろうな?

そんな興味関心にボディブローを直撃させたのが一番上のスクショです。難化傾向にあって難化しない負け組大学は一般入試拡充対応で編入チャンス無しってこと?

超大雑把に言って、これは危機だと思います。来年駆け込み乗車があるかないかで、再来年はシャットアウトじゃないかな。最終的にAランからAランのAラン内編入と、一般で定員割れするFランが主な編入試験会場で、稀にオアシス的に関西大学みたいな関関同立で両方受かったから絶対行かない不人気校の間口として残るかな。地方在住で頭が旧帝クラスのひとは地元私大や地元県立大よりチャンス一個削って駅弁を後期で受けて滑り止めるのが新しい理想になるかもね。親が頭固いと「(勉強頑張るのは俺らなのに)わざわざ親元離れていく駅弁じゃない」とか言って我が子を奈落に落とすかもしれません!

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