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サッカー日本代表が強い

サッカー日本代表が強い。強いです。

FIFA2022 カタールワールドカップでドイツとスペインという強豪を破り
決勝トーナメント1回戦では惜しくもクロアチアにPK戦で負けてしまいましたが日本の快進撃は世界中を驚かせるものとなりました。

そして先日再びドイツ、トルコと戦い勝利するというワールドカップでの快進撃は決してまぐれではなかった事を証明する結果となった訳です。

しかも今回は国際親善試合とはいえヨーロッパでの試合という事でアウェーという普通に考えると完全に不利な条件での試合でした。
特にドイツはワールドカップでのあの敗戦があった為、今回は「絶対に負けられない戦い」であったはずです。
ですが試合結果は「4-1」というサッカーの試合としては日本の完勝・ドイツの惨敗というものでした。

私は当然、日本代表の試合であれば日本を応援しますし今回の勝利も嬉しいのですが、サッカーファンとしてはあの世界的にも強豪のドイツが負けてしまった事実(しかも2回も…)に関しては複雑といいますか少し寂しい気持ちにもなりました…監督も解任という事態となったのでドイツ国内も衝撃を受けているのでしょう。
(とはいえ日本戦での惨敗の後、フランスには勝利するという意地を見せたので安心しました。ドイツはどうなってしまうのだろうと心配でしたので)

ではなぜ日本代表はこれほど強豪国を苦しめるまでに強くなったのでしょうか。私は解説者でもなく元プロ選手でもなくサッカーで過去に輝かしい記録を持っている人物でもなく、ただの一サッカーファンです。
そんな私でも分かる今の日本代表の強さの理由があります。

それは、海外でプレーする選手(海外組)の人数の増加です。

ひと昔前は海外でプレーする選手が数名いて、代表戦となると合流しチームの中心となっていました。
現在の日本代表というとカタールワールドカップでは26人中なんと20人‼が海外のチームに所属している選手でした。
日本代表がはじめてワールドカップに出場した1998年フランス大会は選手22人全員が日本のJリーグ所属だった事を考えるといかに海外組が増えたかが分かります。
「海外組」が当たり前になってきたので、最近は「国内組」という言葉が多くなってすらあります。

海外のサッカー文化はここ日本のサッカー文化とは異なります。
まずサポーターの熱さ。日本でも熱いサポーターはいらっしゃいますが(先日も浦和のサポーターの暴力・破壊行為がニュースになっていましたが…)
歴史と規模が違います。
海外の場合、過去の歴史的なもの・地域や文化の違い・民族の違い・政治的背景など様々な事があります。また上流階級の地区・労働者階級の地区のチームなど自身の応援するチームに対しての思い入れが相当強いです。
「ファン」ではなくチームと選手をサポートする「サポーター」です。
勝てば絶賛され、負ければ思いっきり叩かれる…
どのプロ選手もそうであると思いますが、海外のサッカーはそれが激しすぎる。ダービーマッチで負けた後、選手は外出もできないような国もあるようです。

そのような環境で常に激しいレギュラー争いをし、プレーをしているプロ選手が現在の日本代表の大半を占めているという事です。

もちろんJリーグの選手も恐ろしいほど上手で凄いと思います。
チームの中心となり活躍しています。
ですが普段海外での環境を経験している選手はレギュラーが補償されている訳でなく常に自分をアピールしチーム内でも戦っています。
そんな戦士が代表戦となると招集され、日本代表として戦うのです。

サッカー日本代表が強い。

サッカー日本代表が強くなった訳だ。と勝手に思っています。
頑張れ‼ニッポン‼




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