縁を繋ぐ

自分は、子供が産まれてから
意識が変わった事があります。

それは、駅伝で言う所の、
ランナーだった自分が、
子供達に襷を渡し、
伴走者になった様な感覚と言ったら良いでしょうか、
ランナーだった頃には
わからなかった、
繋がれた襷の尊さのようなものを
感じると共に、
少し肩の荷が降りた様な感じ
に近いと思います。

結婚して子供をつくれと言いたいわけではありません。
望む望まないどっちであれ、
人は生きる事で、
縁を繋ぎ残してゆく、
その一番濃い繋がり例が、
自分には、
子供達だったというだけです。

人は誰かしらに
影響を与える事で、
色んな人に自分の襷を、
託しているのかもしれません。
それが僅かであってもです。

ただただ今の自分は、
縁と縁を繋ぐ通過点の一つであり、
通過点として存在している。
それだけで良しと思うのでした。



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