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メタボで溜まった脂肪は毒素になる事を知っていますか?

肥満体が悪い理由

 肥満体はなぜ体に悪いのか?糖尿病、メタボなどが健康に悪いという事は、今では世間一般に知れ渡っています。しかし、なぜ悪いのか?そのメカニズムを知っている人は少ないのではないでしょうか。

 肥満体というのは細胞の中に脂肪が溜まって、1個の細胞が大きくなっていることなのです。脂肪だけが別に溜まっているのではありません。細胞の中に脂肪が溜まるのです。細胞内に脂肪が溜まると、細胞が壊れやすくなり、新しい細胞と入れ替わります。

 この時、細胞に溜まった脂肪が毒素となって、血流に乗って全身に流れ血管壁に付着したり、その毒素が回収されて肝臓に戻ってくると、肝臓は毒素を無毒化する機能がありますから、肝臓で無毒化されます。

 しかし、体の中で作られる毒素の60%が肝脂肪、内臓脂肪、皮下脂肪の細胞が壊れることによって出てくる毒素なのです。過食によって作られた脂肪が、使われずに溜まっていると、やがて壊れやすくなり、新しい細胞と入れ替わります。

 この時、壊れた細胞内の油が毒素となって血流に乗り肝臓に戻ってきます。肝臓は新陳代謝による毒素を解毒する上に、肥満細胞の毒素を60%も多く解毒する仕事が増えるのです。
肥満している人は短命ですが、この原因として肥満による解毒作用の増加があります。

 脂肪肝、内臓脂肪、皮下脂肪は食べられない時のために蓄積しておいた貴重なエネルギーです。だから空腹感がある生活をして、少しづつ使っていれば良いのですが、それを使わずに年中、美食して溜め込むばかりの生活をしているのです。

 ここが問題です。溜め込むばかりでは余分な脂肪の行き場がありません。そこで毒素となって体内に流れ出すのです。子供から大人までいろいろの症状で病院にかかる人が多くなっています。食べるばかりの生活では、脂肪便秘しているようなものです。

 便秘は排便すれば解消しますが、脂肪便秘(脂肪の排泄不能)は体の細胞が壊れた時に、その毒素が毎日のように体の中に垂れ流しされます。この毒素は肝臓によって無毒化されますが、肝臓にとっては大変な負担となるのです。

 肥満体が身体に悪いという理由がお判りいただけたでしょうか。肥満体の人は今日からプチ断食をして、朝食抜を抜きますと脂肪燃焼が進んで健康になります。

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