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乳頭温泉・鶴の湯 宿泊記

乳頭温泉・鶴の湯に宿泊してきました。
4月に1人で1泊2日の宿泊記になります。

言わずと知れた秘湯。
何がすごいかって、電話でしか予約できなかった事だった。
今はネット予約ができるが、この時は電話のみ。
これも、ブランディングだろうか。

田沢湖からさらに車で約30分、結構な山奥に行きます。

田沢湖 曇り
さすがは秘境。周りは山。

車を停めて受付します。

六畳のお部屋。 1人には十分。

Wifiは通じているが、テレビは無し。
どうぞリラックスしてくださいといった感じ。布団も自分で出す。
これはもう実家に帰ってきた気分。

日本秘湯を守る宿の提灯

早速、温泉へレッツラゴー。

小川を挟んだこの先に
乳白色の露天風呂。ちなみに混浴である。 
鶴の湯の温泉分析表 

温泉ソムリエの資格を持つ自分は、温泉に来た際は分析表を読むのが日課となっている。
塩化物・炭酸水素塩泉 泉温が37.6℃ 
加水(夏はあり)、加温、循環、塩素消毒なし
これだけでもすごいが、実は足元から温泉が湧いているのである。

翌日、掃除の時に撮った写真。よく見るとプカプカと足元から湧いている。

泉温が37.6℃のため温泉としては、ぬるめ。
つまり長湯ができる温泉。足元湧出の温泉は極上!
ただし、注意点が。
よく雪見風呂で紹介されるが、正直雪がある時は寒い。
しかも炭酸水素塩泉は、湯上りが冷える特徴があるので注意。
事実、あがって脱衣所で体を拭いている時は寒かった。
かといって夏に行くと山に囲まれている分、虫も出るので
行くなら春、秋の季節の移り変わりの時期がおすすめ。
また奥の方で暖かい内湯を流しているので、そのあたりに浸かるとよい。

内風呂 中に2種類の温泉がある
ぬるめの黒湯
黒湯の温泉分析表
熱めの白湯
白湯の温泉分析表

湯上がりは黒湯が温まるとあるが、個人的には体で感じられるほど白湯の方が温かく湯上がりも温かい。42℃は最も心地よい温度域であるので、ここの白湯が一番オススメ。食前食後と翌日の3回入った。他にも温泉はあったが今回はこの3種類に浸かった。

夕食、朝食は別の建物で頂いた。
写真は取り忘れたが秋田の名物をメインに美味しくいただけた。
気になる方はぜひ現地で。

(まとめ)
1泊2日、夕食、朝食付きで1万円ちょっとだった。安い。
部屋が6畳だからだろうが、正直十分過ぎる。

乳頭温泉郷は複数の温泉地となっているので湯巡りという形で他の温泉旅館に泊まったり、温泉に浸かったりすることを強くおすすめする。

今回は鶴の湯のみだったが2泊3日以上かけて乳頭温泉郷全体を
じっくりゆっくり別荘に来たように過ごすと良い。
乳頭温泉郷だけで時間をかけてわざわざ来る必要は十分ある。

ただ雰囲気、食事ともに大人向けの感じがしたので子供や若い人には向かないかなと思う。事実年齢層高めの方たちばかりであった。
リピートする気のある自分はもうおっさんやな。

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