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2024/09/24の日経新聞を読んで

防衛省は23日、北海道の礼文島沖北方で同日午後1時から3時台にかけて、ロシア軍の哨戒機1機が日本の領空を3度侵犯したと発表した。航空自衛隊の戦闘機が緊急発進し、強い光と熱を放つ「フレア」を使用して警告した。対領空侵犯措置でフレアを使用するのは初めて。記事を要約すると共に所感を述べたい。

  • 政府は外交ルートを通じロシアに厳重に抗議して再発防止を求めた。

  • 1度目と2度目の侵入の際は無線などで退去を求めたうえで、3度目の侵犯にフレア警告した。

  • 中国とロシアの艦艇が日本周辺を航行する事案が相次いでおり領空侵犯も一連の動きに関係している可能性があると指摘した。

  • 日本の政権移行の間隙を突き反応を瀬踏みした可能性がある。

  • 小泉悠・東大先端科学技術研究センター准教授は「中国軍とロシア軍の船の共同航海と関係があるだろう。哨戒機の飛行形式を見ると対潜水艦戦の訓練中だったのではないか」と指摘した。


【所感】
我が国の領空侵犯を犯すとは大変遺憾である。ロシアには徹底的に抗議をすると共に原因究明を求めたい。先日の中国の領空侵犯もそうであったが、明らかに中ロで計画的に領空侵犯を犯している様に思える。

これが日本でなく、アメリカであれば、迎撃をしていてとおかしく無い。いや、それがグローバルスタンダードであり、それくらいの態度で臨まねば、日本の主権を損ないかねない。

反撃能力は敵基地攻撃に限られるのだろうか。領空侵犯に対しても毅然とした態度で臨むべきだと思うし、いざとなれば迎撃をするぞという意思をもっと見せるべきだろう。

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