2024/10/02の日経新聞を読んで
自民党の石破茂総裁は1日、衆参両院本会議での首相指名選挙を経て、第102代首相に就任した。同日夜に組閣を終え、石破内閣を発足させた。首相就任後初の記者会見で9日に衆院を解散し、15日公示―27日投開票の日程で衆院選を実施すると表明した。就任から解散まで戦後最短の期間となる。記事を要約すると共に所感を述べたい。
皇居での首相親任式と閣僚の認証式を経て正式に新内閣が発足した。
首相は自らの内閣を「納得と共感内閣」と名付け、「国民に納得し共感してもらえる政治をまっすぐに進める」と述べた。
資産運用立国の政策も続け貯蓄から投資の流れを推進する。
最低賃金では「2020年代に全国平均1500円を目指す」と主張した。岸田前政権が30年代半ばまでとした目標を前倒しする。
記者会見では防災庁設置に取り組む方針も打ち出した。
能登半島地震の復旧・復興や豪雨対策は24年度予算の予備費で対応する。
【所感】
第102代首相についた石破茂氏だが、速やかに衆議院の解散を行うため、この内閣はすぐに解散となる。国民の真意を問うというのが、衆議院の解散の意義なのだろうか。
私は高市早苗氏に自民党総裁、内閣総理大臣になって日本をより強靭化してほしいと思っていたが、日本を強くするという考えは石破氏とも方向性は似ていると感じる。日米安保条約がある意味で不平等な部分もあるとは知らなかった。
資産運用立国の継続も公言しているので、新NISA縮小とはならないだろう。金融所得課税については対象は富裕層だろうか?ここもまだ不透明だ。
石破内閣は納得と共感を掲げる。国民に真意を問うて、この日本の舵取りを任せられる男なのか?石破内閣は今始まる。