2022/11/28の日経を読んで
敵と離れた場所から打ち込む長距離ミサイルであるスタンドオフミサイル。安全にそして確実に撃つにはどこから発射すればいいか?地上の基地や駐屯地だと狙われるし、艦艇からだとしても狙われる。答えは潜水艦から発射するである。日本は日本海溝をはじめ、深い海がある。これが生きてくるのだ。今回防衛省がスタンドオフミサイルについて潜水艦に搭載するという検討に入った。要約と所感を述べたい
敵の射程圏外から発射するスタンドオフミサイルを我の潜水艦に搭載すれば、彼はどこから反撃されるか分かりにくいため、抑止力が高まる
搭載ミサイルは12式地対艦誘導弾の能力向上型が念頭にある
政府は現在の射程距離を百数十キロから、千キロ超に伸ばす開発を進めている
実際に配備するのは30年代になる見通しである
潜水艦にスタンドオフミサイルを搭載する潜水艦発射型を検討されたのは評価したい。海自の潜水艦は世界トップクラスであり、国力の塊である。機密情報の塊でもあるが、日本ほど恵まれた海を持ち、潜水艦を活かせる国は世界でも米国くらいである。30年代に実践配備というのは遅すぎるが、そこは防衛省の調達スケジュール改善向上に期待したいと思う
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