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沖縄平和記念公園に来て、学んだこと

7月16日〜18日にかけて、OKINAWA旅行に、地元神戸の友人と3人で来ている。
2ヶ月連続のOKINAWAではあるものの、やはり旅行は良い。体験、思い出は本当に素晴らしい。本当にプライスレスである。

瀬底ビーチに首里城に、そして沖縄平和記念公園に。先月のOKINAWA旅行で行けなかったところを中心に行った。その中でも特に、沖縄平和記念公園、資料館は特に印象深かったので、記録に残すとともに、振り返りたい。

7月18日の1100頃から、沖縄平和記念公園へ。今日は平日であり、人が本当に少なかった。前回のOKINAWA旅行では行くことができず、今回は何としても行きたかった。

沖縄戦の絵が飾られていた

展示物や作品についての写真は一切禁止されていたため、写真は無いのだが、その展示物一つ一つが当時を物語っており、戦争の悲惨さをひしひしと伝えてくる。

アジア太平洋において、唯一住民が巻き込まれて行われてしまった地上戦である。住民も巻き込まれて、島は戦場と化して、地獄と化したという。
沖縄は県民の4人に1人が戦死したという地獄がそこにはあった。もう、78年も前の出来事にはなるものの当時の悲惨さは大きく、沖縄には今も多くの傷跡が残る。
戦時中のこと以外にも、戦後復興を遂げ、1972年に沖縄が日本に返還された出来事についても大きく触れられていた。

この景色も当時は地獄だったのであろう

平和記念公園内には沖縄戦で亡くなられた20万人の全ての方を追悼する「平和の礎」というものがある。全てフルネームで石碑に戦没者の名前が刻まれている。
平日ということもあり、人が2、3人いるだけで、後は我々だけであった。

平和の礎

なぜ沖縄戦が起きたのか?なぜ沖縄戦を展開するまでになったのか?色々と多くの理由があるし、その理由の中には納得の出来ないことも当然あるだろう。
ただ、確実にここに来て感じることは、戦争を2度と起こしてはいけないが、そこから派生して防衛費を、下げろとか、自衛隊はいけないとかとは全く思わない。

自分の国を守るのと戦争は全く別の次元であることを分かってほしい。アジア太平洋戦争は日本の侵略戦争であり、日本が外に出て、そしてパールハーバーも起きなければ、沖縄戦は決して起きなかったと思う。

いつか来るかもしれない、台湾有事に備えて防衛力を増強して、攻撃に備える準備をすることに異議を唱えるメディア、政党、輩共の考え方が全く理解出来ない。侵略されていいのだろうか?属国になっていいのだろうか?

平和の丘

ここ、平和記念公園に来て本当に良かったと思う。戦争の悲惨さから人間のエゴイズムや弱さを学ぶことが出来た。決してかの大戦を繰り返してはいけない。
この沖縄戦で亡くなった全ての方にご冥福をお祈りします。

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