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2023/11/29の日経を読んで

子どもの視力低下に歯止めがかからない。文部科学省が28日公表した2022年度の学校保健統計調査によると、裸眼視力が1.0未満の割合は小中高生いずれの段階でも過去最多だった。スマホやタブレット端末で近くを見る時間が長くなったことが要因とみられる。同省は画面から30センチ以上目を離すなどの注意を呼びかけている。記事を要約すると共に所感を述べたい。

視力低下が止まらない
  • 調査は全国の国公私立の幼稚園や小中高校から抽出した健康診断結果をもとに、約322万人分を集計した。

  • 調査結果によると、裸眼視力が1.0未満の小学生は37.8%(前年比1.0ポイント増)、中学生は61.2%(同0.5ポイント増)、高校生は71.5%(同0.7ポイント増)。いずれも過去最多を更新した。

  • 教室の最前列に座っても黒板の文字が読みづらいとされる「視力0.3未満」の小学生は11.9%だった。

  • 近年の視力低下の要因について専門家は近視の予防につながるとされる屋外での活動が減り、スマホやタブレット端末でのゲームや動画視聴の機会が多くなった点を挙げる。

  • 目からの距離を30センチ以上離さない場合に感じる「目の疲れ」は紙の教科書よりもデジタル教科書の方が強い傾向があった。

令和の時代ならではという印象を受ける。最近の子供達は学校教育でも、デジタルコンテンツが増えて、多角的な教育を受けれる一方で、一人一台のデジタル端末の普及や、デジタル教科書の使用により、子供達への目の負担が増えた。私は中2までは裸眼視力1.5であったが、中2の途中からぐっと視力が落ちた。今の子供達は私が、小中高生だった時代よりもずっと目が悪い。だからこそ、目を大切にして欲しいと自分の子が出来たら、言い聞かせたい。子供達にとって、スマホやタブレットも当たり前になった令和時代、そんな中で裸眼視力1.5というのは麻布台ヒルズのアマンレジデンスに住んでいるのと同等の価値があると思う。
私は昨年のクリスマスにICL手術を受けて、裸眼視力は1.5であるが、裸眼視力1.5程素晴らしいものは無い。妻も眼が悪く、今年のクリスマスにICL手術を受ける。



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