『リーダーの仮面』を読んで
識学シリーズ3冊の最後に読むのが本書「リーダーの仮面」リーダー、そして管理職となるマネージャー、部長、統括部長と上がっていくに連れて、人の上に立つにつれて、本書の考え方は土台に必要だと思う。今はプレーヤーだが、この考え方を持って仕事をして将来を意識してバリューを出したい。
リーダーのゴールは部下を成長させて、チームの成果を最大化させること。
10人の部下がいて、部下1人の力を1.3倍にすれば、3人分の成果を増やせる。
いかなる時も個人的な感情は横に置き、結果が出て初めて、感情を出す。
モチベーションは病。モチベーションのことを考えるとリーダーは失敗する。
プレーヤーからアタマを切り替える質問
①いい人になろうとしてないか?
②待つことを我慢できるか?
③部下と競争をしてないか?
④マネジメントを優先しているか?
⑤辞めないかどうかを気にしすぎていないか?ルールが明確で無いと、空気を読みながら行動しないといけなくて、ストレスになる
ルールのポイントは2つ
「主語を曖昧にしない」「誰が何をいつまでにやるかを明確にする」リーダーは部下に誰から評価されるのかを理解させる必要がある
リーダーはお願いをしてはいけない。指示をしろ!「時間がある時で構わないので、資料をまとめておいてくれますか?」はNG
①決定権が部下にある
②責任の所在が曖昧である上司からは言い切り口調にする「この仕事はAさんに任せた。契約に結びつけて下さい」
部下に指示をするときは、必ず〆切を設定すること
ダメなお願いの仕方が組織をダメにする上司が相談に乗っていいのは
①部下の権限では決められないことを決めるとき
②部下が自分で決めていい範囲なのかどうかを迷ったとき相談に乗ってはダメなのは、明らかに部下の権限で決めることができる内容。必要以上に相談に乗ると、部下の責任範囲を狭くして、言い訳の環境を作ってしまう。
リーダーは厳しい塾の先生に近いイメージ。楽しいけれど緊張感が無くて、志望校に落ちるのか。厳しいけれど緊張感に溢れ、志望校に受かるのか。
飲みニケーションは完全に終わった。業務中に指摘すべきところは、業務中に指摘すること。距離を置くことから始める。
部下の報告には、「で、どうだった?」と上司から確認するような状態にしないのが大事。最初に仕事の任せ方とゴールを言語化するのはリーダーの仕事。
人は「自分に利益があるかどうか」が行動のきっかけ
利益を最大化させて、全員の取り分を増やして、現場レベルでメンバーをマンモスに向かわせるのが、リーダーの役割
詰めるとは、淡々と事実を確認していくだけ。それを常に一定のテンションで行わないと、部下から機嫌のいい時はゆるい。機嫌の悪いときはうるさい。と思われてしまう。
顧客や社会を優先させるのは絶対にNG
「会社の未来への視点」が欠落しているため。わかった気にさせるリーダーにはならない。まずは一回やらせてみること。
部下から不満が出たら「まずは一度やってみて下さい。やってみれば見えてくるものが必ずあります。」と言う。
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