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2024/08/23の日経新聞を読んで

米半導体大手エヌビディアが近く投入する次世代GPUを巡り、価格の見通しに市場関係者の関心が高まってきた。生成AIが普及するなかでデータセンター向けなどの引き合いが強く大幅高となりそう。DRAMなどメモリー市況もけん引する一方、製造を支える日本の素材の取引価格への波及は限定的なようだ。記事を要約すると共に所感を述べたい。

  • エヌビディアはAI学習に使うGPUで世界首位。

  • 「B200」をはじめ複数の次世代GPU「Blackwell」の製品シリーズを投入する。

  • B200の上位機種「GB200」は2つのGPUに1つのCPUを接続する。

  • GB200をベースにしたシステムの場合、現行のH100と比較して最大30倍高速、消費電力は最大25分の1に削減される。

  • エヌビディアからGPUを購入している日本のベンチャー企業の幹部は「前世代品でも値上がりしている。

  • B200やGB200も引き合いが強まるにつれ、価格はさらに上がるのではないか」とみる。

  • 日本企業は広帯域メモリー(HBM)の量産などに不可欠な素材や製造装置に強みを持つ。

  • 住友ベークライトの半導体チップを保護する素材であるバッファコートはDRAM全体の約50%の世界シェアを持つ。

  • ある製造装置メーカーの幹部はGPU価格について、装置や素材の原価高による影響よりも「従来製品よりも付加価値が上がったことでGPU価格が押し上がっている」と説明する。

【所感】
半導体市況における生成AIやエヌビディアの注目度も期待値もますます高まる。8月末の決算にも注目が集まる。半導体、生成AIは本当に世界の在り方を変えてしまうのだろうか?

8月上旬には、意外と大した事ないなとか、生成AIやGPUにこんなにも膨大な金額を投資したにも関わらず、実績が見えにくいとかで8月上旬に株価は大暴落した。

しかし、これは一時的なものであり、このタイミングで追加購入しておくべきだったと思う。とほほ。
半導体や生成AIはバブルではなく、これからの世の中を創り上げると信じている。ただ、それにはまだまだ費用対効果としての実績も出ておらず、まだまだこれからだろう。単なる期待から生まれる一過性のものにはしてほしくない。

ラピダスもそうだし、熊本のTSMCもそう。日本は半導体に全てをかけている!

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