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2022/10/21の日経を読んで

三菱電機には呆れた。それしかない。元々不正がある企業として悪い意味で注目されていたが、本日の日経で品質不正が累計197件に上ったという。197件不正??一件でも企業の存続になるのにも関わらず、197件は言語道断である。記事を要約すると共に見解を述べたい。

三菱電機は信用できない
  • 不正は197件あり、112件は意図的な不正。62件は管理職が関与していた。

  • 2018年以降、相次ぐ品質不正が発覚し、4回目の最終報告書では17製作所で197件の不正不適切行為が明らかになった

  • いずれ改善すると現場管理職は回答するだけで、対策を講じなかった

  • 最終報告を受けて現旧10人の役員を追加処分すると発表した

  • ガバナンスレビュー委員会からは極めて重い経営責任があると認定

  • インフラ向け製品が多いこともあり、市場シェアの低下など影響が3〜4年後に顕在化する恐れがある

一般的にここまで品質不正が発覚すると、普通の企業であれば倒産するだろう。社会で生きていくことはできないだろう。197件も不正が発覚しても企業として存続できるのは100年を超える伝統、国のインフラ、国防を支える基幹企業としての存在が大きいからだろう。いかにも日本的な企業である。大手企業の反面教師としたい。
一番不幸なのは不正とは全く無縁の部署の社員達だろう。周知の通り、どこの部署が何を起こしたか、自分の部署に関係なく、不正をしたらその会社は不正をした会社として世間からは非難を浴びる。契約不履行も108件だという。まさに言語道断。このような不正を無くしていくにはやはり、部門部署間の垣根を超えた大断的な品質保証の内部監査や外部監査を受けて、良好な結果を出し続けていくしか無いだろう。
私は就活時代、三菱電機も受けていて、先輩社員も素晴らしく、伝統と誇りのある素晴らしい会社だなと思っていた2015年の私がいるが、当時からは想像がつかない。それは東芝も同じだろうが。三菱電機は残念ながら信頼できない。

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