Mリーグと打牌批判とコメント

最近Mリーグではホットなトピックですね「打牌批判」

菅原プロの三暗刻の選択から火は大きくなり始め、
打牌とは少し異なりますが、先日の中田プロの点数申告ミスも大いに燃えました。

僕も麻雀を嗜むものとして、Mリーグはもっと盛り上がって欲しいし、その中でもトラブルは減らしていきたいと思う所存です。

今回は、その「打牌批判」について僕なりの意見を言いたいと思います。

どこまでがOKなのか

打牌に対する意見はOK

個人的には、打牌に対して意見を述べることは自由だと思います。

また、その意見に対してどの程度のエビデンスを文字で表現するのかもその人の自由でしょう。

打牌「批判」はNG

自分の意見の正当性を示すために他人の選択を貶めるのはダメだと考えています。

もっと厳密に言うなら

「Aの選択肢自体」を批判するのはOK
「Aの選択を選手がしたこと」を批判するのはNG

なぜなら前述したとおり、その瞬間であれ、後日の牌譜検討であれ、その選択に対してのエビデンスをどこまで言語化してパブリックな場所に晒すかはその人の自由だからです。

晒しすぎた結果、戦略がバレバレになってしまい、一時的にかなり戦績が悪くなったプロも存在します。
そういった前例がある以上、プロであれど、プロであるからこそ、打牌意図を全て説明させるのは強制できることではありません。

自分はこう考えるけど、自分では気づけない意図があるかもしれないと考えられるようになるのが大人なのかなと思います。

打牌批判は無くならない

ここまで自分なりの意見を出してきたわけですが、そもそも打牌批判が無くなるのかと言われると間違いなく、無くならないでしょう。

"批判と意見、誹謗中傷は区切るべきで意見はOK"
なんてのはよく聞きますが、その区切る基準は人によって様々です。

人によっては語尾が違うだけで意見から批判に捉え方が変わる人もいます。

そして、受け取る側である選手達自身も基準が変わります。

その基準全てに完璧に触れないように「意見だけOK」とするなら全員のコメントを禁止にするしかないでしょう。

しかし、コメント封鎖それに伴うSNSの投稿の禁止をしてしまえばMリーグ人気は途端に地に落ちてしまうでしょう。

「この熱狂を外へ」をコンセプトとしてるMリーグでそれはありえないため、結局打牌批判とそれに付随する誹謗中傷はなくならないでしょう。

誹謗中傷をかき消す程の応援を!

「誹謗中傷をなくそう!」という動き自体は僕も賛成です。

それで批判コメントや投稿が減るならそれに越したことはないですしね。

ですが、自分はその方法に頼りきるのはどうかなと思います。

その方法で減らせるのは自分の非に気づけた元々モラルのある人たちだけです。

モラルのない人のコメントは変わらず残り続けます。

むしろ、モラルのある人達が過剰にコメントを控え、大多数が大して気にならないコメントも減ると相対的にやばいコメントの密度が上がり、目立つようになってしまいます。

この"ネガティブな対策"はやりすぎると逆効果になってしまうのです。

これを打開するのは「ポジティブなコメントで埋め尽くす」ことです。

批判コメントが1部流れてもそれをかき消すぐらいの応援コメントが流れれば受け取る側もコメントを見る側も大して気にならなくなります。

この"ポジティブな対策"で楽しいコメント欄にしていきませんか?というのが僕の提案です。

規制規制の堅苦しいコメント欄ではなく、応援応援の楽しい場所にしたいです!

最後に

ここまで読んでもらってありがとうございます。

どこまで行っても批判コメントは無くならないでしょうし、そういったものに耐性をつけるのも大事でしょう。

ですが、マイナスばかりに目を向けるのではなく、プラスな部分に注目してそこを全力で伸ばすことの方が楽しくコンテンツを大きくすることが出来ると思います。

ぜひ楽しいMリーグライフを!

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