夫婦の会議について#4
本日は妊娠のこと、だけじゃなく、夫婦での話し合い全般について私が感じたことをお話しします。
子供が生まれるまで、コミュニケーションで困ったことはほとんどなかったように思います。
なんでも話せる仲だったし
よく飲みにも言った。
お互いの本音や気持ちを確認しあうことも多かったです。
それが子供がうまれてからというもの
まったくうまくいかなくなってしまいました。
その根底にあったのが
「不公平感」
だったのだと思います。
その気持ちがどこかにありつつ話し合うので、
自分の負担が増えそうになるたびに、夫が敵に見えるようになってしまいました。
話し合いの進め方
できるのにやりたくないことが多かった
時間的には自分が送り迎えをすることで、帰宅時間は私の方が早くなりました。
そうすると、家事は全般的に私にのしかかってきました。
時間があるほうがやる
でもそれに対してどうしても納得できなかった。
この時間もっと子供と関わりたいのに
とか
私の休憩の時間も欲しいのに
とか。
あなたは今までどおり仕事の時間も制限されることなく、夜の飲み会も、お出かけも自由にして、なんで私ばかり家の負担増やすの?
いやよ、やってあげない。
だって不公平じゃない。
あなたのクリーニングをなんで私が取りにいかないといけないの?
みたいな感じで
できる、けど、「やりたくない」ことだらけでした。
それは相手に対する不公平感からくるものだったかと思います。
私は時間はできてもあなたの召使いじゃないのに。
本当はその時間、もっと仕事で活躍できているかもしれないに…。
という気持ちもありました。
夫は別に私を召使だなんて思っていなかった。
ただ、自分はできないから、できそうな私に頼んでるだけのつもりだったでしょう。
この不公平感が消えないことには話し合いは平行線
意地悪で「やってあげない」
状態になってしまっていました。
意地悪な女にはなりたくないのに…。
でも、これに対して最近変わったのは
私の時間はあなたと同じで有限。
あなたのタスクで私のやりたいことが制限されていくのは困る。
わたしは私の時間を自由に使う権利がある。
あなと同じで、私にも私の人生があるんだ。
ということを夫がようやく聞いてくれるようになってきました。
私の時給はいくらだとか、そんな細かい話まではしなかったけど
私の時間をあなたのタスクで奪うとき、それを考えてほしい。
と伝えてから、自分でできること、少しずつですがやってくれるようになっている気がします。
そして、お互いに、困ったときは頼りあおう。
そんな関係をこれからも目指していきたいと思えるようになりました。
だから、クリーニングだって、仕方ないから取りに行ってあげる!
私が困っているときもお願いね!
解決策が欲しいときとそうでないときがある
これは、後にこういうことだったんだと気づいてから改善するようにしました。
夫は、私の相談に対して、すべて解決策を見出そうとしていました。
それに対して、でも~とか、やっぱり~、とかいうと、
じゃあ自分で考えてよ、何かいい方法あるの?
そんな喧嘩がいつも起きていました。
私は、答えをあなたに出してほしいのではない。
一緒にいい方法を見出して実践しながらよりよい方法をみつけていきたいのだ。
ということを伝えることができるようになるまでなんと9年もかかっていました(笑)
あと、相談でも、ただ聞いてほしいだけの相談ってありますよね…?
そんなときには、最初に、ただ聞いててくれる?
と断るようにしました。
あなたの解決策を知りたいわけじゃないの、ということを最初に伝えることで、喧嘩の回数も減ってきています。
問題点をあらかじめ整理しておく
ついつい、はなしが横にそれていって、なにを話していたかわからなくなる。
赤ちゃんのお世話や家事に追われながらだから、無理もないと思うのですが
うちの夫はそういう話が大嫌いなタイプの人でした。
なので
今の問題点はなんなのか
相手に対する要求は何のか?
を、相談の冒頭でするようにしました。
すると、何を相談されているのかわかるようで、真面目に聞いてくれるようになった気がします。
話し合いの大前提
相手は私とは違う人間、完全に理解はできないし、理解してもらえることもない
あたりまえのことなのに、どうしてそれがなかなかわからなかったんだろう…
相手は私の敵ではない
なぜか、相手が違う意見を言うと、どうも敵意識を持ってしまっていたように思います。
前にも通じるけど、違う人間、違う意見を持っていて当たり前。
でも、大前提として、彼は私傷つけよう、意地悪しよう、こらしめてやろう、と思って言っている発言ではない、ということ
むしろ、私のことが大切で、もちろん私に幸せでいてほしくて、笑っていてほしいのです。
それを心から思えるようになり、相手の意見が私を非難しているように聞こえたときにでも、どんなつもりで今の言葉を発したのか確認できるようになりました。
そうすると、やっぱり、私を傷つけようとしたわけじゃない、ということがみえてくるのです。
本日も熱くなって、長文になってしまいました。
私が妊娠前にしておけばよかったと思っていた夫婦の会議
一番伝えたいのは
どんな項目について何を話すかのディテールではなく
どれだけお互いを信頼できる関係をつくり
コミュニケーションを上手にとれるか
です。
問題は家族によってさまざま
その問題の話し合い方次第で、関係は良くも悪くもなる。
夫が敵のように見えてしまった過去を振り返り
怒りが再燃しそうになりながら書きました。
これから妊娠・出産を迎えるママたちが
産後に一番身近な存在の、大好きな旦那さんが、敵にみえる、なんてことがないといいなと祈りながら…
本日もお読みいただきありがとうございました。
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