最近の思考「欠点」

最近、つい人の欠点に目が行きがちになる。
この人は何が言いたいのかわからない、この人は仕事が雑すぎる、この人は見通しが甘すぎる、、、
挙げたらキリがないが、こういう風につい人の悪いところに目が行ってしまう。

ふと自分が最近何に思考を一番割かれているのか考えたときに、気づいたのだがこういう時はきっと自分に自信がなくなっているときな気がする。自分に自信が持てないから無意識的に人の悪いところを探して、自分はこの人よりマシだと自尊心を保っているのだろう。

人は人、自分は自分だと基本的には思っているのだがどうしても自信喪失している際はそう思えない。
「みんな私なんかよりすごくて、しっかりしていて、仕事もできて、、、」と思ってしまう。

そんな時に、自分のことを卑下しすぎないため、自己防衛が働くのだろう。
自分は底辺ではないと安心感を得たいのだろう。

実際、そんなことで自分のプライドを守っている時点で底辺な気はするが、人の欠点に目が行きがちなだけで人に言いふらしているわけではないので良いとしている。これで他人に人の欠点を言いふらしてしまうようになったらそれこそ本当に私は人間の底辺になるのだろう。

自分の心を守る方法は人それぞれで、どんな方法でも良いのかもしれないが、自分を守るために他人を傷つけてしまうような人間にならないようにはしたいと思う。